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12garage

主にゲームと映画についての雑記。

FPSの初心者向けアドバイスで思っていること

常日頃からSNSなんかで目にするのだが、FPS初心者に「エイミングテクニックを鍛えろ」というアドバイスをするのはあまり好きではない……。  

それなりに長いことFPSやってきて、反射神経も下り坂になってきた中で重要だと思うのは、やはり「戦術眼」ではないか。と、そう考える。  

今日はそれをなんとなくつらつら書いていきたいと思う。  

  

エイミングを鍛える。これはたとえば、格ゲーだったら「相手の攻撃を見切れ」ということに相当するだろう。確かにそれは重要なことだと思う。ただ、それは場数をこなして施行回数を重ねることでしか鍛えられないので、時間がかかって成長効率が悪い。 

加えて人によって反射速度に違いがあること、(今まさに僕もそうだが)成人をピークに年々人体の能力が衰えていく発達過程を考えると、ひたすら撃ち合いだけに労力を割くのはやや適切でない。  

  

そして忘れてはならないのだが、FPSでは「敵との殺し合いがいちファクターに過ぎない」ということにある。  

近年のカジュアルFPSは敵との撃ち合いによる直接対決にフォーカスしたものが人気を博している。確かにそこに限って言えば、反射神経と精密さが物を言う世界であろう。それはわかる。しかし、そういった目標物を廃したスポーツ系カジュアルFPSは、あくまでもFPSという大きな括りのワンジャンルに過ぎない。  

僕がFPS全体で必要とされている能力だと考えているのは、俗に言う「立ち回り」「位置取り」、そういった戦術眼全般を磨くことではないかということだ。つまり、FPSが「情報戦」という側面を持っていることを理解する必要がある。  

いくら撃ち合いが上手かろうが、イノシシ武者ばかりで裏取りに気づかず、拠点間の接続が切れて挟み撃ちにされるのは困る。というより実際に僕はそういう状況をBFで腐るほど見てきたし、おそらくオーバーウォッチレインボーシックスで今も繰り広げられていることだろう。どのタイトルでもそういう駆け引きは起きてくるわけで、また大概撃ち合いの上手い人間よりそうした「状況の利用」が得意な連中が勝つ。  

それを考えるとわかってもらえると思うが、やはり、多少射的が下手だろうが味方の死体を見てすぐに敵の行動に気がつくような人材が味方に欲しい。そういう勘の鋭い人間がいれば、敵の裏取りを潰すことはもちろん、高所に野戦築城されたりするのも先んじて防げる。結局、いくらエイミングが上手い人間でも後ろの土嚢から機関銃で撃たれれば勝てない。これを防ぎたいと思うのはごく自然な話だ。  

  

さて、そうなると「どうやって戦術を考えるの?」という話になってくるのだが、これは「仕様を覚えて行動の択を増やしていく」というのが手堅いのではないかと思う。  

これもよく言われるのだが、「マップを覚える」というのがそのひとつであろう。  

無論、ただ走り回っていればいいというわけではない。通路がどう繋がっているか?敵が飛び出してきそうな曲がり角は?広さはどうか?頭出しができる手頃な障害物はあるか?高いところから撃ち下ろせるか?……といったこと、つまり「いかに自分にとって利用できるか」そして「敵に使われたら嫌なものがあるか」を考えながらマップを眺めておく。これならば、初心者にとっても比較的すぐにとりかかれる課題だろう。  

もちろんこれだけでなく、「武器の性格を理解する」ということも大事。射程、精度、威力、減衰率、レート……こういった諸要素を(大雑把に、でよいので)覚えておき、その武器の得意なレンジで戦ってやることでより上達が早くなる。  

幸いなことに、こういった情報は様々なゲームで有志が検証・公開しているので、初心者はぜひ読んで使ってほしい。また一度こういった戦術について考えると、たいていのFPSで応用できるので無駄にならない……  

  

ということを、ダラダラと考えていた。