TITANFALL2 monarchの所感
タイタンフォール2にモナークの実装ということで少し触った感想。
一言であらわすなら"バッファー(buffer)"の役割を持ったタイタン。自己バフをモリモリ積んで戦う姿は、なんというかMMOとか洋ゲーのRPGキャラ。
pros:
- クセのあるタイタンのなかでは扱いやすい部類のメイン武装
- 実質上追加のキット枠として捉えてよいアップグレード
- シールドを自前で張れる
- キット次第だが、アップグレードすれば味方にもシールドを貼り付けてやれる
- 再武装によって瞬間火力を上げられる
- 苦手とする距離はあまりない
- 時間が経つほど消耗していく通常のタイタンとは逆に、スロースターターで火力を増していく
- 処刑を使って回復が可能
cons:
- シールド自体は張りやすいが、本来の意味での盾を張れないため本体が脆い
- 歩兵に対しては絶望的に自衛力を欠く
- どのマップでもタイタン戦には問題ないが、反面パイロットからの影響を受けやすい。たとえばエンジェルシティで上から撃たれるのは最悪
- シールド吸収源の相手タイタンがいない上囲まれて対タイタン兵器でボコボコにされるため、ファーストフォールには向かない
概してサポート向きのタイタン。
トーンと同じくらいアビリティ面の自己完結性が強く自分だけで結構火力を出せるうえ、使わずに腐るという場面もないのだが、いかんせん体力と一発あたりのダメージが低くパイロットに弱いため単独では身を守りづらい傾向があると思う。
序盤は盾役のイオン・スコーチに前に出てもらったり、ローニンの制圧力でパイロット掃除をしてもらって地道にアップグレードを狙い、中盤で自分が成長してきたらお返しに仲間にシールドを貼ってやったり火力支援してサポートするのが望ましいかも。
本体の脆さ・相手を引っかき回すという性質から、イメージとしては「ローニンとノーススターを足して2で割ったタイタン」というのが近いかもしれない。
相手との距離感はノーススターと同様いつでも逃げられる距離を保って、長く生き残ってトータルのダメージ量を稼ぐことを意識したいけど、モナーク自身の能力が撹乱に向いているので状況を見ながら時おり前に出ていくことも大事になってきそう。
アップグレードコアの選択肢が豊富で、シナジーを考えたビルドをしてやると特化型にもなるというのも見どころ。いままでどのタイタンにもアドバンテージを取れていた「イオンのヴォーテックス」・どんな弾も焼き捨てられる「スコーチのヒートシールド」のふたつをアーク弾で供給源にできるというのは割と凶悪ではないだろうか……。装弾数も増えるしね。
逆にモナークを相手取ったときのことを考えてみると、速攻でカタをつけたいタイタンになるかもしれない。
エネルギーサイフォンのCTが終わり次第シールドを延々と張ってくるのでとにかくしぶとく、再武装でさっさとアビリティを回せるのも怖い。
接近戦できっちり息の根を止めることを意識したいのだが、かといって攻めに行った自分がドゥーム状態になるとむしろエネルギーシーフで回復に利用されてしまうこともあるだろう。これもまた恐ろしい。
モナークを相手にする場合、「食われるくらいならいっそのこと自爆してしまう」という思い切りも必要になるかもしれない。
まだ実装当日なのであくまでイメージとしてだが、遠近両方で高いDPSを出せるリージョン、レーザーショットとスプリッターで対応できるイオンはわりとモナークに強そうな印象がある(もっとも、イオンのレーザーは弱体化を食らってしまったわけだけど……)。
ノーススターは安全に攻撃できるものの、決定打に欠けるので逃げられると辛いかもしれない。
一気に畳み掛けられるローニンは逃げられる心配はないが、レッドウォールのリロードを突かれるとかなり痛そう。エネルギーシーフのこともあり、反射フェーズでも積んでない限りはちょっと無理したくない。
スコーチ……。
スコーチくんは、なんだろう。あまりのつらさに涙で前が見えない。強く生きて。
後ろから近づくことができればモナークを倒せると思います。がんばれ。
まあこんなとこでしょうか。
モナークはビルド次第で変わるタイタンというのが面白いですね。選択肢が多く取れるので対策もされづらそうで、いじりがいがあるタイタンなんじゃないでしょうか。
(この記事書いてて思ったけど……スコーチのbuff……こないかなぁ………)