12garage

主にゲームと映画についての雑記。

FGOでよく出る鯖とその使い方のメモ ~☆3騎・術・殺+狂編~

 今回は☆3オススメサーヴァントの後半部分を書いていく。
 基本的にはやはり高レアリティに勝るものではないが、育て方と使い方を理解すれば、他のサーヴァントが集まってきても十分に活躍する。



もくじ

このへんのサーヴァントについて

 前の記事で紹介した剣・弓・槍は比較的、ベーシックな性能を持っていて使いやすいサーヴァントが多いのだが、こちらの三種のクラス(とバーサーカー)は使い方に注意が必要になってくる。詳しくはそれぞれの欄で触れるが、扱い方が難しい連中なので単純に殴るならなおさらレアサーヴァントの育成を優先した方がいい。ただ、状況がハマりさえすれば他の何者も凌駕するサーヴァントもいるので、使い方次第で化けるゾーンでもある。



ライダー


 ライダーはクラス補正が1.0倍率以上なので、見た目上のATKより攻撃力が出やすいほか、全クラス中最もクリティカルスターを吸収しやすいという特性を持っている。クリティカルで敵を殴るのに非常に向いているクラスなので、頭の隅においておくといいかもしれない。

牛若丸

 FGOプレイヤーに「源氏っていうのはどっかしらアレなところがあるよな」と思わせる原因の一端を担う源氏。服装が服になってない。

 スキルの[天狗の兵法]は味方全員のNPの獲得量を上げるという、ちょっと遠回しなサポートスキルになっているが、とりあえず開幕で使っとけば役に立つので楽。一回再臨すれば[カリスマ]が手に入るので、カエサルほどではないものの味方を支える優秀なサーヴァント。

 …というのは牛若丸のまっとうな部分である。前回の記事含め、ここまでの流れでだいたい察したかもしれないが、宝具がヤバいパターンだ。

 「壇ノ浦・八艘跳」は敵一体に対してアホみたいなダメージを叩きつける宝具で、☆3サーヴァントのなかでも有数のヤバい火力を持ったものである。どの程度ヤバいのかというと、他にレアサーヴァントが居てもこの宝具のために牛若丸を採用することがあるくらい。キャスター絶対叩き切るウーマン

 体感的な排出率はいまいちだが、一応フレンドポイントから出る他、星晶石を使うほうの召喚では結構出てくる。ぜひ育てておきたいサーヴァントの一騎。

アレキサンダー

 某むくつけき大王のリリィ。ここから何故ああなるのだろうか?人体の不思議である。

 実はオススメといえるほど突出したサーヴァントでもないのだが、定番のバフスキル[カリスマ]と、人型であれば男女問わず確率で魅了する[紅顔の美少年]があるので、ごく落ち着いた性能のライダーと言える。全体宝具の「始まりの蹂躙制覇(ブケファラス)」は威力こそ平均的だが、カルデアゲートの宝物庫に出てくる敵がキャスターだけなので、QP稼ぎに連れて行くと結構ありがたいサーヴァント。

 フレンドポイント召喚からも出やすいわりに、ライダーとして安定した働きを見せてくれる良サーヴァントのうちのひとつ。



キャスター


 キャスターは扱いが非常に難しい分野になる。クラス補正がマイナスに働く上、もともとのステータス値が低くなりがちで、直接殴っても敵をなかなか倒せない。そのため、もしキャスターのレアサーヴァントがいるならステータス値の伸び率の関係で間違いなく下位のサーヴァントよりも優先して育てるべきなのだが、強力なキャスターであるマーリンや孔明が非常に出にくかったり期間限定ガチャでしか出なかったりするので、必然的に☆3を使うことも多くなるだろう。

 アサシンに対していちおう優位ではあるが、あまりにもベースの火力が低いクラスなので、場合によってはバーサーカーをアタッカー役として起用し、キャスターをサポートにするという選択肢もある。

 しかし、攻撃面以外の性能はかなり優秀で、NPを増やしたり敵にデバフを付与するスキルがあるため、サポート役としては十分に仕事をする。プレイヤーのゲームへの理解度が高いほど活用できるクラスと言ってよく、はじめのうちはあまり使いやすくないと感じるかもしれないが、スキルはかなり優秀なものが揃っていることが多い。

メディア

 男運が悪いキャスター。素顔が美しいことと惚れた男に対してポンコツになることで定評がある。

 徹底的にArtsとNPに特化したキャスターで、[高速神言]でモリモリNPを溜めてから宝具をグサーーーッ!!!!と刺すのが主な運用方法。
 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力面ではそれほどでもないのだが、相手の強化を全解除して自分のNPを溜めるという効果を持っている。つまり、「宝具を使ってNP回収、また宝具を使う」という複数発ルールブレイカーを撃つこと前提の性能となっている。
 強化解除の効果も実は結構使い勝手がよく、無敵や回避すらも問答無用で剥がすことができる。ただ、「ダメージ判定が行われた後に強化解除が発動する」ため、相手に無敵や回避が入っている場合ルールブレイカーそのもののダメージは入らない。強化解除を目当てで使うなら、味方の宝具の前に置き、後のメンツの攻撃が確実に通るようにするという使い方が定番。

 それほど強力なサーヴァントではないのだが、星晶石を使う召喚とフレンドポイント召喚どちらからも出やすいので、☆3キャスターのなかではわりとポピュラーな鯖だと言える。

 余談だが、ルルブレ発動時に相手を魔術で拘束する演出は後から追加されたもので、以前は宝具発動のたびに無言でナイフをブッ刺すというモノだった。怖すぎる。

クー・フーリン

 キャスターのアニキ。ランサーのアニキと区別するために術ニキとも呼ばれる。冬木クリアで固定で手に入るキャスター。

 火力が高いとは言えず、最初からある[ルーン魔術]もクリティカル強化という正直使いづらい効果なのでプレイヤーを悩ませるが、再臨して使えるようになる[矢避けの加護]はランサーのとき同様やはり強力。剥がされない限りは通常攻撃だろうが宝具だろうがキッチリ避けてみせる。
 「粘り強く長く生き残って敵を殴り続ける」というのが基本の運用方法で、他のサーヴァントが倒れてから本領を発揮する事が多い。

 オススメしにくいサーヴァントではあるが、固定で手に入ることからお世話になるマスターも多く、回避能力を活かしてダメージコントロール要員にもなってくれる頼れるアニキ。

アサシン


 キャスターと同じく、直接火力に恵まれないクラス。ただしクリティカルスターの生産で火力を補うことができるため、キャスターほど困ることはあまりないだろう。殴れ。星を集めて殴るのだ
 

風魔小太郎

 デバフ・カラテでは右に出るものが居ないニンジャ。ニンジャは半神的存在なのでつよい。みんな知ってるね。

 本人のQuickもかなり星を出す性能が高いほか、敵全体の攻撃力を下げるという超使いやすい[破壊工作]を最初から持っている。再臨すれば回避スキルの[忍術]が使えるようになるが、なんと味方単体で対象を選んで張れるため、防御の脆いバーサーカーを守ることなんかもできる。しかも1ターン固定で効力が続くので、強化解除や必中でも受けない限りはそのターンの攻撃を避け放題避ける事ができる。

 自分はフレンドポイント召喚では見たことがないのだが、一応出るという情報もある。強いサーヴァントなので、手に入ったら育てて損をすることはない。

荊軻

 酒呑んでめちゃくちゃに騒ぐ様子が故事成語になったり、剣客にケンカふっかけてみたら怖かったので一目散に逃げたというエピソードが後世に伝わるなど、わりと普段の素行がどうしようもない人。始皇帝の暗殺を企んでなかったらただのボンクラだった可能性が高い。

 アサシンとしては平均的な性能で、クリティカルスターに関わるスキルが多く、星を吸わせて火力の増強がしやすい。宝具も自分にダメージを与えるというデメリットはあるが、なかなか良いダメージを出す。
 ただ、致命的な欠点として荊軻自身の「素のクリティカル生産能力が低い」ということが挙げられる。スキルを使った状態でやっと他のアサシンと同等かどうか、といったところで、きちんとクリティカルを活かすなら別途スター生産要員を用意したほうが良い。

 フレンドポイント召喚からも出るので割と手に入れやすいほか、高橋慶太郎先生のグラフィックとCVのあっちゃんが好きな人におすすめ。育成の優先度は低めだが、アサシンとしての仕事はきちんとするので起用しやすい。

バーサーカー


 なかなかサーヴァントの頭数が揃わない序盤では、火力要員としていろいろな編成に起用しやすい優秀なクラス。全体的にATKのステ値が高いメンツが揃っている。
 大抵のクラスに対して攻撃が通りやすいが、正規の相性有利クラスよりは倍率が抑えられてしまうのが難点。被ダメージ量もかさみやすく、クリティカルスターを吸収する能力も全クラス中最低なので、きちんとした攻略の上ではメンバーから外されることもある。

 ただ、先も触れたとおりキャスターのカバーなどの使いみちもあるため、一度育てれば非常に長い間活躍してくれるのは間違いない。

ダレイオス三世

 定番の☆3バーサーカー。まあ定番と言っても他にふたりしか居ないのだが。性能面は平均的。なんかしら皇帝やってるやつはだいたい使いやすい。

 基本的な運用としてはスキルでNP効率を上げて溜めつつ、宝具で敵全体に中ダメージとデバフをぶっかける。自己回復も少し出来るので、盾役でダレイオスを守っていきながらであれば意外と長く前線に居座ることが出来るだろう。

 尖った能力があるわけではないが、他に高レアバーサーカーが居ないのであれば育成する価値は十分にある。

呂布奉先

 優秀なスキルを持ったバーサーカー。ゴツすぎる体格から呂布ロボなどと呼ばれることもある。

 [勇猛]や[反骨の相]といった自己バフを積んで敵をボコボコ殴り倒すわかりやすいタイプのバーサーカーで、比較的安定して高火力を出しやすい。運用方針で迷うことはないと思う。宝具も単体に対して高めのダメージを出すもので、まさに狂戦士の名にふさわしい攻撃性能があると言ってよい。

 ダレイオスと同様、レア度を超越するほどではないが優秀なので育てて困ることはあんまりない。

清姫

 日本サーヴァントのやべーやつ。FGO随一のメンタルバーサーカーで狂化のランクはバッチリEXである。敵よりこっちの命が危ない。でもカワイイから許されちゃう。

 性能面に関してはいまいち決め手に欠けるバーサーカーで、押し切ることができない場面が目立つものの、スキルの[変化]と[ストーキング]自体は使いやすい効果である。強敵を打ち倒すのには向かないが、ザコ敵を蹴散らす能力は高いため、種火集めの周回などにお供してもらうのもいい感じ。

 フレポでも出やすいほか、第一特異点クリア時に執念でマスターにとり憑いてくる 報酬として獲得することが出来るので、ぜひかわいがってあげよう。



 だいぶ長くなってしまったが、こんな感じだろうか。

 始めたばかりだと高レア度のサーヴァントが少なく、攻略が難航するかもしれないが、たまに配布される星晶石でだんだん戦力を拡充していけるので、あまり焦る必要はない。どうせ課金してガチャを回してレアサーヴァントが出ても、種火を注ぎ込んで育成しないと真価を発揮しないため、とにかく序盤は手堅く種火集めをしていくのがいいと思う。
 また、定期的に開催されるイベントに関しては是非参加すべきだと思うが、完走できなくても気に病む必要はないFGOのイベントは全体的に高レベルプレイヤー向けのものが多いので、「リンゴや呼符をある程度回収できたら目標達成」くらいの気持ちで行こう。なぁに、逃したところでどうせ来年もまた復刻されるから…。

 まあ、のんびり気長にやっていくといいと思います。それではこのへんで。