ゲーム向けイヤホンをダラダラ紹介するエントリ
なんか四亀がおもしろそうなPR記事書いてたからビンジョーとカズーイしてPV稼いだろうと記事を書く でも疲れててあんまり体力ないから適当に書くよ
オーディオとかわけわからんから説明してくれ
ぼくもかつてオーディオ沼にズブズブしはじめたころに「ん!!!解像度高いイヤホン使えばゲームで有利になるやん!!」と思っていろいろやってたので4亀の記事読んで母国の話する烈海王みたいな顔してたよ
でもそう考えていろいろ試してるうちにどんどんよくわからなくなってきたよ だれかゲーム向けのイヤホン教えてくれ(本末転倒)
オーディオ用語とかの話
オーディオ用語ってなんかもうわけわからんの域に達してて「オーオタは脳に瞳授かってんだろうな」とか思うだろうけどとりあえずここで初歩的な用語を書いとくよ
あってるかどうかは保証しないよ 適当に読もうね
eイヤホン
四六時中イヤホンとかヘッドホンとかオーディオプレイヤーとかのことを考えてる変態集団 専門家の店員が多いオーディオグッズ店だよ マツコの知らない世界に出たりしたので知ってる人もいるかもしれないね
ぶっちゃけここの初心者向けコーナーとか入門イヤホンとか買っとけばハズレがないしもっと言えばゲーム向けイヤホンの紹介記事書いてたと思うからこのブログの記事いらないんだよね(存在意義の放棄)
ここの店員さんのレビューはちゃんと商品の方向性とか長所と短所とかそういうことをしっかり研究して書いてるからヘタなアマゾンのレビュー読むよりずっと参考になったりするし覚えておこうね
定位感
音がどっちの方向から鳴ってるかを再現している度合いのことを定位感と言ったり言わなかったりするよ イワナ…書かなかったっけ?
4亀の記事で野良連合の人も言ってるけどFPSとかTPSだと音がどっちからなってるかっていうのがめっちゃ重要なのでゲームで使うなら定位感の良いヘッドンホホとかイヤンホホが欲しいね あとASMRとかバイノーラルで頻繁におみみを舐めてもらうお兄さんとかも定位感にこだわるとより新しい世界が開けると思うよ
解像度
どれくらいひとつひとつの音の細かさが聞き取れるかという程度のことだよ 音の粒立ちとかとも言うよ
たとえば同時にいくつかの音が鳴っていても解像度が高いとそのひとつひとつの音がちゃんと別々に聞こえるよ 逆にとても悪いイヤホンというか安かろう悪かろう系のやつだとぼやけたり潰れて音のエッジがよくわからなくなったりするんだ(このことをダンゴと言ったりするよ) 高いイヤンホホとかヘッドンホホだとこの解像度っていうのはたいてい高くて繊細な音までわかるようになるのだなあ
最近はハイレゾ規格が一般化したおかげで低価格帯でも解像度にこだわってるやつが出始めたから今っていい時代だなあと思ったりするよ
帯域
再生可能周波数の帯域幅のことだよ レンジとも言われるね むずかしいことばだから書いてて自分でよくわかってないよ
人間の耳には聞き取れる音の範囲に限界があるとか聞いたことあるかもしれないね あれはじつは「音の周波数」のことを言ってるんだよ
だからヘッドホンとかイヤホンって「人間が聞き取れないからある程度以上の高さ・低さの音は鳴らす必要がない」んだよ でもハイレゾ規格に対応してるやつとかはたいへん広い周波数を再生できると表示されているね
それはなぜか? つまり再生する能力に余裕があるということなんだよ
人間に聞こえない範囲の音を出してもしょうがないんだけど 「なんならそこまで出せますよ」ということであって 逆にそこまでいかない普通の周波数の音に関しては「もっと余裕を持って鳴らせますよ」ということを言っている んじゃないかと思うよ
このへんは学者じゃないからよくわかんないけどたぶんそういうことだと思うよ
ドンシャリ/フラット/カマボコ
どの高さの音が大きく出てくるかということを表しているよ
ドンシャリは低音と高音をグッと多く出し、まんなかの中音を控えめにしていることを言うよ カマボコはその逆でボーカルとかの中音を推しているタイプだよ
フラットはどれにもよらず平均的に出しているもののことを言うよ でも人によって音の高さの聞こえ方が違うから本人が「フラット」って言ってても実はやや高音が大きかったり低音気味だったりするので絶対信用できるというわけではないのだなあ
ダイナミック/バランスドアーマチュア
音を鳴らすときにどういう方式で鳴らしてるかっていうことだよ
ダイナミックっていうのはコイルを巻き巻きしたやつで振動を起こして音を鳴らしているよ この方式はおもに低音に強いと言われているよ
バランスドアーマチュアっていうのはもともと補聴器に使われてた小型ユニットを転用したやつのことだよ 低音はやや苦手なものの高音が得意だよ
ダイナミック○基、BA○基っていうのは「これをこれだけ積んでますよ」ということを言っているよ 基本的にはいっぱい積んでるほどゴリラだよ(そしてお値段もゴリラになるよ) こういったものは二種類を組み合わせることでふたつの短所を補おうとしているわけだね
モニター
音楽を作ったりするひとや放送の現場で使われるようなタイプのやつのことだよ
だいたいヘッドホンやイヤホンってのは各会社ごとでいろんな味付けをしているものなんだけど、モニターは業務用・プロを意識しているからそこらへんをわざと抑えてフラットにしているんだなあ
だからよりゲームの音を忠実に聞きたいと考えてモニターを選ぶというのはプロとして堅実な発想だと思う ねこはすごいなあと思いました
イヤホンタイプのモニターはIEM(インイヤーモニター)とも呼ばれるよ
イヤーチップ
アレだよアレ 耳につけるゴムというかシリコンで出来てるアレのことだよ
じつは結構重要なパーツでこれが悪いと耳へのハマりが悪くて音質が悪くなったりする せっかく本体は良いのにイヤーチップがあんまよくないという会社もあるので要注意なのだなあ
コンプライという会社のクシュクシュやって耳にはめるスポンジ型のやつとか、トリプルフランジといってア○ルビーズみたいな三連のやつとかもあるよ
個人的にはJVCのスパイラルドットというやつがおすすめだよ
価格帯の話
みんなイヤンホホとかヘッドンホホの相場ってわかんないだろうと思うからだいたい僕の感覚で書いてみるよ
でも最近はミドルクラスが型落ちして安く手に入るようになったり中華イヤホンが出てきてぼくも正直わからないよ みんなといっしょだね
~2000円台
このへんのイヤホンはあまりこだわりのない人向けだよ
でもたまに中華イヤホンのピストンとかとんでもねえやつがウロついてるから穴場といえば穴場の価格帯だよ でもそういうのってわかってる人じゃないと発掘に失敗するからどっちにしろあんまり入門にはおすすめできないのだなあ
3000~5000円台
入門機や掘り出し物、ちょっとまえのミドルクラス機が型落ちでここにまとまってる穴場だよ 魔境とも言うよ
「付属品じゃなくて自分でイヤホン買ってみようかしら」という人はまずこのあたりを考えるだろうし実際このあたりから探してみるのをおすすめするよ
そんなに高くないのでここで失敗しても「この会社のやつのほうがいいな」「これとは違うタイプのやつを買えば良いのか」という発見につながったりするので安心なのだなあ
最近はハイレゾが流行になったせいで全体的に品質が上がったような気がするよ
沼にハマり始めるひとはだいたいここらへんの価格帯で「ウワーーーーッ!!!!!!!」と片足沈み始めたりしてるよ たいへんだなあ
ぼくもそうだったのだよなあ(ズブズブ)
6000~10k円台
だいたい好みがかたまり始め、「こういう感じが良い」「このブランドのやつが推し」というのが決まり始めるとこのへんを買うと良いよ
もちろん最初からここのやつを買ってもそれなりに良いからそれでもいいと思うよ
このあたりには10k以上のミドルクラス機が型落ちや割引で落っこちてきたりするのでガチでハマるゾーンだよ 他人のレビューを見てるだけでもおもしろいのだなあ
10k~30k円台
少しずつ変態の世界が見え始める価格帯だよ
だいたいこのあたりがミドルクラスと言われるゾーンで「ここで十分だな」と満足する人も結構出てくる
イギリス製のRHAとかイエローマジックオーケストラが使ってたSENNHEISERとかシュア掛けの語源になったSHUREとかもだいたいこのあたりの製品が多いね
イヤホン好きで有名な羽生結弦くんもSHUREユーザーなのでだいたいこの価格~180kとかそれ以上の沼にハマってるよ 結弦くんは世界が認める現世にあらわれしフェアリーだから趣味のスケールもすごいのだなあ
30k~
僕が思うにたぶん変態の世界だよ
ハウジングの材質が共振を抑えるようにできているのはもちろんのこと、ケーブルは当然OFCバランスケーブルとかそういう世界だよ
カスタムIEM(インイヤーモニター)といって業者に発注して自分専用のものをオーダーメイドするひともだいたいこのあたりだよ フォーム材とかで耳の型をとってベストな形状をつくったりするのだなあ
これもうわかんねえなと思える価格帯だけどでも装着感めっちゃいいだろうしもう戻れなくなりそうなのでひとつ欲しいなあと思う世界でもあるよね
推し
いろいろ言われてもわかんないからとりあえずなんか出してくれる?とか言われそうだからそろそろなんか出すね
SATOLEX Tubomi DH298 A1Bu
- 出版社/メーカー: サトレックス(Satolex)
- メディア: エレクトロニクス
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じゃあこれ
冒頭でも紹介したeイヤホンの兄貴も激推ししたTubomiというイヤホンのマイナーチェンジ版なのだなあ
もともと、Tubomiという値段にしてはバケモンみたいな解像度を誇るイヤホンがあり、これはそれの高音をやや重視した別バージョンだよ もちろん元祖Tubomiも推しなんだけどBuを推すのはTubomiが若干低音寄りと言われているから、まずはそれなりにフラットなやつをということでこちらをおすすめするよ
装着感も悪くないし、樹脂製だから重くないし、それなりに解像度もいいから音楽を聞いたりゲームで細かい音を聞き分けるのにもいいのだなあ
ちなみに日本製でこの商品は大阪で作ってるから出来もかなりしっかりしているよ でもイヤーチップつくるのあんまり得意じゃないみたいだからスパイラルドットと一緒に買うと良いかもしれないね
値段もちょっとまえまでは五千円以上だったんだけど知らんうちにやばいほど安くなってたよ すごい時代だなあ
PHILIPS SHE9730
PHILIPS SHE9720 イヤホン カナル型 ブラック SHE9720BK 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: Philips(フィリップス)
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: エレクトロニクス
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聞きやすいイヤホンってなんだろうな?って考えると多分SHE9700シリーズなんじゃないかと思う
これもeイヤホン兄貴がかつて紹介していたヤツの後継機(もはやぜんぶeイヤホンの受け売りでは???????)
音質がメチャいいかっていうとまあまあなんだけど音が若干まろやかで聞きやすく、低音もほどほどに量感がある キレのある音かっていうとなんとも言えないんだけど、どんな音楽にでも合うっていうとこういうイヤホンなんだろうな
特化型じゃないんだけど何やらせてもいい感じに鳴らしてくれる まあまずとりあえずはこれ
final E3000
- 出版社/メーカー: final
- メディア: エレクトロニクス
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これはぼくが欲しいやつですね(私欲)
finalって最近よく聞く名前なんだけど結構フラットのやつで気になっているイヤホンなんだよね
デザインも細身でおしゃれなんだけど、特にいいのはステンレス切削筐体ってところ
イヤホンの筐体に金属を使うとどうなるかっていうと、不要な共振を抑えていい音を出しやすくなったりする効果があるんだよね だから楽器と同じく真鍮(ブラス)を使ったイヤホンとかも結構出てたりする
しかも切削っていうのがまた贅沢なんだよね 金属製品って鋳造でだいたいの形を作ってプレスで仕上げたりとかするんだけど、切削っていうのはさらにそこから細かいところを削って寸法にこだわって加工できるので、作りが丁寧になる(コストも上がる)
ステンレスってことは単純に耐久性も高そうだしで気になるんだよね 欲しい
で、なんの話してたんだっけ?
Pioneer SE-CH9T
パイオニア Pioneer SE-CH9T イヤホン カナル型/ハイレゾ対応 ブラック SE-CH9T-K 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: パイオニア(Pioneer)
- 発売日: 2017/03/17
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
そろそろおめーがいま使ってるの出せよと言われそうなんで出すね(隙自)
パイオニアが出してるSE-CHシリーズの真鍮モデルがこれ
出たばっかのころはまあまあミドルクラスって感じの値段だったのが今ではアンダー10k、そのわりに解像度がめちゃんこ良くて音場も割と広く定位感もいい 正直買ってびっくりした
これ買うまではイヤホンを転々としたい欲望が絶えなかったんだけど「う~ん……まあこれがあるしなあ、これでいいや」で結構おさまった
音の広がり感と鳴ってる位置がしっかりしてるんでゲームに使ってもかなりいい感じだった
ただ他人に激推しできるかっていうとう~ん……無理だな これ実際耳につけるとガッツリした大きさだから人によっては耳に当たりまくって痛くなると思う
あと内部構造的には樹脂でできてるCH5Tと同じだしソッチのほうが安いからおすすめするとしたらそっちなんだよね
ということでCH5Tのリンクも貼っとく
パイオニア Pioneer SE-CH5T イヤホン カナル型/ハイレゾ対応 レッド SE-CH5T-R 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: パイオニア(Pioneer)
- 発売日: 2017/03/17
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
あとついでに言っとくけどやっぱりパイオニアもイヤーチップ作るのうまくないから一緒にスパイラルドット推しとくね
Razer Hammerhead
Razer Hammerhead V2 ゲーミングイヤフォン 【日本正規代理店保証品】 RZ12-01730100-R3A1
- 出版社/メーカー: Razer(レイザー)
- 発売日: 2016/05/31
- メディア: エレクトロニクス
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餅 は 餅 屋
まあゲーミングならゲーミングでそれ使ったほうが間違いないよねって
僕がドスパラ行ってゲーミングヘッドセット買うときにも店員さんからおすすめされたので結構安牌なのではないか 買っていく人も実際に多いよということも言われたので使い勝手とか良さそうだし安定感はあると思う 地味にきしめんコードなのもいいね
結局ゲーミングヘッドセットはどうあがいても蒸れる宿命にある(そしてイヤーパッドが加水分解してズタボロになる)ので、イヤホンタイプなら夏場でも蒸れのダメージも小さいわけで合理的な選択肢に入りそう
ちなみにぼくは店員さんにこれを勧められたあとSteelSeriesのARCTIS 5買って帰りました
好きなの買ったら良いと思う
いかがでしたか? たぶん役に立たなかったと思うけど
ちなみにアマゾンのリンク貼りまくったけどみんながいくらクリックしても僕の財布には一円も入らないから安心してピンポンダッシュしてね
あと最後の最後でこれ言うのもどうかと思うけどみんな音の聞こえ方違うからなんでも好きなの買ったらええと思う