【Division】おまえが滅びかけたNYを彷徨くことになったら最低限知っておいたほうがいいこと
よくきたな。おれはAKLOだ。RAD軽減perkを取ってしまったあとのヌカコーラの微妙感について考えているが、だれにも話す気はない。今日するのはDivisionのはなしだ。
お前は、Divisionを知っている・・・・・・はずだ。メイビー、そのはずだ。以前紹介記事を書いたからな。
だが、その話を蒸し返すのはやめる。過去のことから解き放たれないものは、イーディを捨てることができなかったニールと同じ運命をたどる。だから、きょうはDivisionの違うことについてのはなしで、いわゆる初心者への入門ガイドだ。週末にDLCのSurvivalを無料で試遊できるようにするらしいので、とりいそぎDivisionのはじめ方とかんたんな説明をするために記事を書くつもりだ。
ちなみに、この記事の文体はミスター・逆噴射のブロッゴ記事を参考にしている。ぜひ一読してほしい。
Divisionの流れは難しくない
Divisionを始めてエージェントになったおまえたちは、しみったれたMP5を握らされてNY(ニュー・よく見たらメキシコの略だ)にほうり出される。本当にしみったれているが、まあ、当分はやっていけるから、ISACとか、通信のおっさんの指示に従って進めていけ。ところが、ふだんスマッホのなんかガチャガチャするゲームに飼いならされたおまえたちは、野性のするどさを失い、最初からレアが手に入らないことに憤慨しリセマッラをしようとするだろう。やめておけ。数十ギガバイトのデータを再インストールしても最初に握っているのはどうせまたそのMP5だ。
さて、そんなしょぼくれたMP5を握らさせられ、Divisionで何をしたらいいかわからないと言うやつをよく見かけるし、だからこそこのブロッゴを眺めているのだろうが、おまえたちは、Divisionを少し難しくとらえすぎている。
敵を倒し
箱やドロップアイテムを漁り
ミッションをクリアして
拠点を拡張し
次の地区へ進む
Divisionでやることは、基ほん的にこれだけだ。ハンドスピナーのようにこのサイクルを黄金回転してレベルをカンストさせ、「ギアスコア」を上げながらワールドランクを向上させていき、ギアセット装備をいくつか揃えるのが最終もく標となる。
つまり、レベルがカンストして全てのミッションが解除されるまでが、チュートリアルのようなものだ。そこからアイテム選別やビルドが一気に楽しくなり、ドロップ率もマシになり、ほんとうのDivisionがはじまる。それまでのメキシコはおまえに対して手かげんしているのだ。
恐れるひつようはない。ハック・アンド・スラッシュ。ようするに、おまえは蛮人コナンであり、それ以上の蛮人である暴徒をたたきつぶして報しゅうを得る。それだけのことだ。
まずはスキルを揃えろ
正直なところ、Divisionのドロップ率はクソだ。本当にひどい。レベリング中はろくすっぽいい装備が手に入らない。なので、まずは拠点の施設を拡じゅうし、おまえ自身をそだてろ。とくにスキルの開放は即座におまえの力となる。
何から開放するか迷ったら、まずは医療棟のファーストエイドにしておけ。こいつはソロで活動するときには絶対に世話になるスキルだ。ないと始まらないと言ってもいい。スキルボタンを長押しすると味方にうちこんでやることもできる。使うとすぐにかいふくするので、たぶん中にすごい量のサルサソースとかが入っていると思う。
ゆくゆくはスキルをふたつ同時に装備できるようになると思うが、そうしたらタレットを開放するといい。タレットはおまえのサボタイとなるスキルだ。置くだけで敵のヘイトをあつめておまえを護り、そのうえダメージディーラーにもなってくれる。なにをするにも腐らないスキルであり、終盤までほとんどの場面はこいつを置くだけで問題が解けつする。タレットは、おまえを裏切らない。
自分の銃に向き合え
序盤はどうしても自分のすきなものを選べず、ドロップした銃を中心につかうことになるだろう。だから、おまえ自身を銃のほうにあわせろ。使い方を知り、適した交戦きょりを保てば、荒野に屍をさらすのはおまえではなく敵のほうだ。おそらくおまえたちはNYのおきてを何も知らない腰抜けだろうから、各ウェポンについてシンプルに書いておいてやる。
アサルトライフル
まあ、定番だ。敵のアーマーを削る特性を持っている。当然、その銃撃はアーマー持ちにたいして有効打となる。
アサルトライフルといっても系統によって扱い方がまちまちで、サブマシンガンよりのものからマークスマンライフル気味のものまでいろいろある。よく吟味して使え。
ライトマシンガン
じつは、Divisionにおいてはこの種類の銃がもっとも使いやすい。とくにRPK系統のLMGは装だん数も反動も良好だ。過酷なNYに慣れるまではこのジャンルを中心に使うといい。カバーしていない状態の敵に対してダメージが増すという特せいがあり、ヘビーガンナーなどに強い。
もとの装だん数が多いから、アクセサリーの拡張マガジンを付けたときの増加量がとても多い。優先的につけるといいだろう。
サブマシンガン
Divisionの戦闘は、相手に近づかれてダメージを受ける前に倒すというのが鉄則だが、どうしてもそうはいかないときがある。そんなときサブマシンガンがあればとっさに身を守ることができる。
特にヴェクター系は高いレートとクリティカル率により、近寄ってきた敵をコロナビールの泡のごとく一瞬で蒸発させることができる。適正レベルであれば有無をいわさず相手をひき肉にするだろう。
マークスマンライフル
Divisionでは、敵の前に身をさらす時間が長いほど、死にやすくなる。その点、マークスマンライフルは一発あたりの攻撃力がたかいので、無駄に敵の前に姿を見せずに済むし、ダメージをおさえることができるだろう。また、スコープと相性が良いので、高所から敵ぜんたいを見張って味方のサポートをしやすい。
しかし、いかんせんひとりで敵をさばくのには向いていない。味方がいなければ、とうぜん敵はおまえの方に向かって一直線につっこんでくるからだ。そこで、タレットだ。タレットで敵のヘイトを分散しながら、つっこまれるまえに、脳天に鉛玉をつっこんでやれ。
ショットガン
正直、ショットガンの扱いはかなり難しい。ふつうショットガンといえば、敵を一撃で沈めるものだと思うだろう。だがDivisionは異常に敵が硬いので、ショットガンを撃ち込んだところでそう簡単には死なない。サポスペぶってぶっ放しても、いたずらにおまえのHP(ハラペーニョ・ポイント)が削られるだけだ。そうとう尖ったビルドにでもしなければ扱いづらいので、初心者にはあまり勧められない。
ピストル
弾の消費がないサイドアームだ。そうそう使うことはないだろうが、メインウェポンが弾切れになってしまったりどちらもリロードに入ってしまったらとっさにホルスターからこいつを抜け。
M1911系、リボルバー類はダメージ量が多く、ノコノコと近寄ってきた間抜けのアタマを吹っ飛ばすにはもってこいだ。ほかに、レートが高いハンドガンも強力だが、敵が倒れるよりおまえの指が壊れるほうが先だと思うので、おすすめはしないでおく。
ダークゾーンは、しんのおとこの大地だ
さて、スキルで己をきたえ、武器をよく理解したおまえは、いずれダークゾーンに挑もうと考えるだろう。ダークゾーンで手に入るアイテムはレア度もレベルも高く、ふだんのしょぼくれたドロップとは天地の差がある。探索に成功したときの利益ははかりしれない。
ふだんのおれならば、ここで、おまえを腰抜けだの、あほだのと罵るだろう。だが、ダークゾーンに関しておれはそんなことは言わない。なぜか?
言う必要がないからだ。そこはしんのおとこやアウトローの土地であり、ソブンガルデ、英雄の館、ヴァルハラだ。おれがああだこうだと言わなくてもおまえはそこでボコボコにリンチされ、勝手に心折れてソウルとか人間性が尽きかけた青ニートになる。
だから、おれはダークゾーンでこどくな戦いに挑もうとするおまえをばかにはしない。今回だけはとくべつに、おれの知っていることをすなおに教えてやる。己をきたえてしんのおとこになってこい。いいな?
戦況をはあくして、コントロールしろ
すでに何度かダークゾーンに挑んだやつは、あそこのNPCがチョー硬いことを理解しているだろう。そして、あほみたいに火力が高いこともわかっているはずだ。
だから、戦うな。とてもシンプルな話だ。注意深く行動することと、腰抜けであることはちがう。違いのわからないやつはなんか暴徒とかにやられてそのへんで野垂れ死ぬだけだ。ある程度ダークゾーンランクを上げ、ボックスを開けるのに必要な段階に達したら、無駄に敵を刺激するな。
どうしても戦わなければいけないなら、とにかく各個撃破だ。一体ずつ集中してたおし、やばくなったら一目散に逃げろ。なんならそのへんの知らんエージェントになすりつけたっていい。あとはそいつが勝手にどうにかするだろう。
ダークゾーンでは誰も信じるな
ローグが厄介なのはおまえもわかっているだろう。だが、そのへんのふつうのエージェントすらも信じるには値しない。なんならパーティを組んでいる仲間もそこまで信用できない。
ほんとうに信じられるやつは、付き合いの長いフレンドとかだ。そのくらいの人間関係で担保された相手でもないと、いともたやすくダークゾーンの闇に飲まれる。あるいは、先におまえが堕ちることになる。メキシコの闇は深い。
べつに、マッチングとかでパーティを組むなと言っているわけではない。むしろ積極的に仲間を集めるべきだし、確かにそいつらには撃たれることもこちらの弾が当たることもない(パーティの仲間にはフレンドリーファイアが無効になる)だろうが、いつなんどきパーティーを抜けておまえを撃つやもしれない。
注意を欠かすな。常に警戒しろ。助け合いはするにしても、誰も信じるな。
当然、汚染物資をぶらさげていないのに回収地点にいるような野良エージェントはなおさら信じるな。何も持っていないそいつがどうやってアイテムを回収するのかわかるか?
単純な話だ。おまえの物資を奪ってヘリに渡せばいいんだからな。
タレットは何度だっておまえを救う
タレットは使っているか?ソロプレイヤーにとって、タレットほど助けになるスキルはない。
タレットは置くだけで敵をひきつけ、少しの間おまえへの攻撃を分散させる。遠回しに被ダメージ量を下げるといってもいいだろう。
それだけではない。全力で逃げながらタレットを置いていけば敵はそのタレットによってたかって攻撃する。足止めになるのだ。
さらに回しゅう地点で物資をとりつけるときヘリ周辺に設置しておけば、万が一おまえを撃ってくるローグなどが居た場合、その瞬間そいつも攻撃たい象になる。タレットは敵だけを正確に狙うためおまえは誤射の危険を恐れる必要がなく、おまえ自身を守ることができる。ホウセイ、マイフレンド。タレットはおまえのフレンドだ。
おまえが置いたタレットを壊すようなやつがいたら?そいつは後ろ暗い存在だということだ。
死を利用しろ
おまえが死ぬと、その場に荷物を落とす。
これがローグにやられた場合なら、荷物を持っていかれるかもしれない。だが、NPCはそうではない。それを利用しろ。
回しゅう地点でヘリを呼ぶと、到着までにしばらく時間がかかるだろう。敵NPCもわらわらと寄ってくる。そこで、ヘリが到着する時間を見越して、回収しやすい場所でわざと死ぬ。そして、最寄りの検問所から猛ダッシュで復帰し、さっき落とした荷物をサッと拾い、ちょうど到着したヘリに括り付けて物陰から見守る。こうすることで、おまえ自身が弱くても荷物をうまく回収できるようになる。
以前は死ぬとダークゾーンランクが下がってしまう仕様だったが、いまはそんなことはない。ゾンビアタックを活用し、このしみったれたDivisionのドロップ率を打ち倒すのだ。
ただし、さっきも言ったとおり、ほかのエージェントがいる場合はいまいち信用できない。まわりに誰もいない場合にのみ通用する方法なので、使う時と場合は選んだほうがいいだろう。
まあ、おれがおまえたち新人エージェントに教えられるのは、こんなものだ。ゲームは、すべて説明されてしまうとおもしろくないだろう。だから、このあたりにしておく。
とはいっても、だいたいここに書いてあることを理解して実践できればとくに困ることはない。あとはスキルビルドとか、アイテムクラフト、タレント、再調整とかだが、それを考えるころにはじぶんで行動出来るようになっているはずだ。メキシコに慣れろ。おまえ自身でおまえを守れ。
メキシコ、イズ、自己責任。おれがつたえたいのはそれだけだ。健闘を祈る。