12garage

主にゲームと映画についての雑記。

【FGO】☆4鯖が、おれたちのカルデアにやってくる

 よくきたな。おれは逆噴射エイク郎だ。毎日すごい量の花びらを集めてネッロとガラガラしているが、今日はその話をするつもりはない。

 今回おれが書くのは、星4サーヴァントの紹介記事だ。配布イベントがあることや、過去に紹介記事を書き「他のサーヴァントーオーもしょうかいする」と言ってそのまま何も書いてない腰抜けの管理人に腹が立ったから、おれがチョー個人的に知っているサーヴァントのことを書く。

 いちおう言っておくが、おれはお前たちのママではない。この記事でFGOの攻略法や基礎知識について書くつもりはまったくない。もっているサーヴァントや何度か起用したサーヴァントについて書いていくが、おまえたちがそれをあてにして選んで、あとからおれに文句をつけてきてもおれは取り合わない。
 それに、ここで紹介するのは今度のイベントで配布対象になるサーヴァントのごく一部だ。「このサーヴァントーオーをしょうかいしないなんてモグリだな」とか言ってくるやつもおれは知らないし、そう思ったらおまえも記事を書け。メキシコ、イズ、自己責任。わかったな。


 ほんとうはレインボーシックスの記事を書けと言われているが、おれはアナーキーそんざいなので好きなことから優先して書く。だが、安心しろ。そっちのことはまたネッロ祭りが終わってから書くよていだ。


もくじ


はじめに

 まず、おまえが配布イベントでもっとも重視すべきポイントからおしえよう。


おまえが


好きな


サーヴァントにしろ


 これだけだ。


 声で選んでも、見た目で選んでもいいし、キャラの設定でえらんでもいい。好きなサーヴァントにしろ。

 なぜかというと、いちばん大事なのはおまえのモチベーションだからだ。FGOの道は、とにかくけわしい。けわしいからこそ、とりあえずは強いだの弱いだのより、おまえのモチベーションを重視するべきだ。
 とくにFGOで厳しいのは、好きなサーヴァントを狙って手に入れることが難しいという点だ。だから、おまえが「こいつはチョー好きだ」と思っているやつがいるなら確定で手に入るこの機会に選ぶのがいい。おれもぜんぜん引けなかったアストルフォくんちゃんをお迎えするつもりだ。


 正直、☆4である時点で、~☆3と比較してある程度ステータス上限においてアドバンテージがあるため、おれは本当にどれを選んでもいいとおもっている。それに☆3にもゆうしゅうなサーヴァントが十分にいるし(ダビデマンとか)、そうでなくてもいろんなマスターがチョースゴイサポートを置いてるので、やつらを起用しながら進めればいい。

 だから、今回の記事ではFateにとうじょうするバンデラスたちを「一人も知らない」もしくは「序盤のスタートダッシュを重視する」、「すでにある程度進んでいるが、使用感がわからない」というやつ向けに紹介していくからそのように読め。
 好き勝手書いていくつもりではあるが、いちおう「もっているサーヴァント」と「何度か使っているサーヴァント」の紹介を区別するため、おれがもっているヤツには§マークを付けておく。

 また、ここに書いてないサーヴァントで強力なヤツも多いらしいから(おれは何でもはしらない。知ってることだけだ)、ほんとうに戦力の増きょうを考えるなら他のサイトもキチンと読んだほうがいいだろう。


サーヴァントについて

 はっきり言ってしまうが、おまえが完全にどのサーヴァントも知らないしスタートダッシュだけを重視するという場合、バーサーカーを選ぶことをすすめる。脆いかわりに、ルーラーだろうがアヴェンジャーだろうがどのクラスの敵に対しても少し優位を取れるからだ。どのようなパーティーにも起用できるし、序盤の人数合わせにもなる。

 だが、それだけとも言い切れないくらいに他のサーヴァントも強い。そのため、おれはいろいろなクラスについて書いておく。本当にまったく何のサーヴァントにも執着がないという場合は、飛ばしてバーサーカーの欄だけ読むといいだろう。


セイバー

ランスロット §

 以前の記事にも書いたクリティカルゴリラだ。四六時中クリティカルスターをボリボリ食ってクリティカルを出すゴリラで、また自分自身でスターを出したりもする。朝はオートミールとかシリアルのかわりにスターを盛ったボウルに牛乳を注いでいると思う。スター中毒で王を裏切ったりしたことがあるので、エクスペンダブルズで言えばたぶんドルフ・ラングレンだ。
 宝具に防御デバフ効果がついているので火力が更に伸びるし、Artsが多いのでさらに宝具がグルグル回る。セイバーでクリティカル出すマンが欲しかったらとりあえずこいつでいいかもしれない。

ジークフリート §

 竜特攻耐久マンだ。竜を叩き切ることに関しては右に出るものがいない。
 最初から第三スキルが開放されていることや、竜特攻をもっているので初心者がもらうセイバーとしては悪くないと思う。また、強化クエストでスキルにバスター強化がついたので、最終的な伸びしろも期待できる。すまないさんとはもう呼ばせない。

 ただ、強化クエストが開放されるのは相当育成してからになるので、メキシコに到着したばかりのマスターにとってはすまないさんである期間がやや長い。その点を加味すると勧めにくいところがある。

ネロ §

 自己回復能力がかなり高いセイバーだ。簡単には死なない。  ステータスの伸び方にクセがあり、だいたい40レベルまでの間にグーッと一気に伸び、そこから失速してしばらく種火をローマの国費のようにモグモグ食うようになる。そしてまた要求経験値が高くなってきた60くらいから伸び始める。この浪費っぷりはさすがネロとしか言いようがない。
 耐久力があるので場に残りやすいほか、イベントで運動服が実装された(超重要)から霊衣開放してあるならそれ目当てで取るのもいいだろう。かわいいしな。

アーチャー

エミヤ §

 高いレベルで性能がまとまっているアーチャーで、回避・自己バフ・全体宝具によるデバフ付与まで持っている。何やっても器用にこなすので起用のチャンスは多い(激ウマギャグ)
 強化クエストがあほみたいに入っていて最終的な伸びしろもあるし、ただ単純に育てるだけでもきちんと仕事をする。アーチャーが全く居ないというようなマスターならとりあえず彼をお迎えするのがいいだろう。
 ただし再臨で歯車をボロクソ要求するので、おまえんちにギアが足りなければいまのうちに揃えたほうがいい

エミヤ[オルタ] §

 ボブとか呼ばれることもあるが、べつにエルフのせんしを光らせたりすることはない。というかコイツ自体が金継ぎみたいになってひかる。

 自己バフを積みながら敵をぶっ叩くアーチャーだ。とくに防弾加工は目に見えてカチカチになるので、スキル込みでの耐久力はけっこう期待できる。
 ただ、宝具が単体なのだが火力がそんなに高くなく、チャージ減少効果も確定で刺さるわけではないのでそこが難しい。しろいATKけだものカードをバンバン突っ込むでもしないかぎりはちょっと扱いづらい。


ランサー

ヴラド三世[EXTRA] §

 バーサーカーよりも話通じてない説がある。EXTRAでもだいぶ会話の難度が高かった。

 万能アタッカーで、自分を強化して殴ってよし、タゲ取ってここぞというとき味方を守ってよしと器用に立ち回ることが出来る。最初からもっているスキルが攻撃力・防御力アップ&HP回復という非常にインチキくさい性能なので、育成序盤からスムーズに戦闘をこなすことができるだろう。
 宝具の[悪特攻]は正直そんなに刺さらないのでなんとも言えないのだが、単純に単体宝具として見るなら(信仰の加護とあわせて)それなりの威力が見込める。特化型のサーヴァントと比べると見劣りしてしまう部分は確かにあるが、メキシコを渡り歩いていく上でかなり頼りになるバンデラスではある。
 

フィン・マックール §

 な、なんというか…その………変則てきなArtsマンだ。何をどう言ったらいいのかわからないが、まあ、最近強化クエストが来たりなどした。
 みっつめのスキル[女難の美]は確率で回避するとかいう体を張った大博打スキルなのだが、同時に発動するターゲット集中があるため、いちおうエスポワールに乗ったりしない程度に仕事をする。相手が単体宝具もちなら身をていして味方を守ることができる、しんのおとこだ。
 ただ……う~ん………。……おれは、フィンのことは嫌いでない、とだけ言っておく。


ライダー

マリー・アントワネット §

 スキルによってたかい耐久力をもつライダーだ。確率ではあるが異性魅了もあるし、無敵や自己回復ももっている。王家の人間はキアイが違うということだろう。
 無敵はターン制ではなく回数制で、無敵を貫通できる攻撃以外は(いま思ったが、無敵を貫通ってなんなんだろうな)きちんと三回まで防ぐことができる。つまり、攻撃が当たらなければそのまま付きっぱなしで保持できるということだ。
 ただ、通常攻撃も「一回」としてカウントされるので、敵の行動三回分(1ターンの上限)きっちり凌げるものの、ここぞというときにウッカリ剥がれていたということもままあるので注意が必要だ。火力も高いとはいえないので、単純な殴り要員をしては難しいところがある。

マルタ §

 自陣にくっついたデバフを引っぺがすことに定評のある聖女だ。Fateの聖女ってだいたい性格か性能のどっちかが脳筋なように思えてくるのは気のせいか?

 第二スキルの便利さは言うまでもないし、第三スキルまではやや遠いが、開放すれば敵単体の強化を剥がしつつ防御力低下までつけることができる。ちなみにFGOにおいては回避や無敵も強化のうちに入っている」と言うとその恐ろしさが分かるだろう。宝具は控えめな威力の全体宝具だが、防御力低下を敵全体にブチまけるので他の宝具の前に置くとかなりイヤらしい。
 マリーと同じく火力自体は低いので殴り要員としてはキツイし、低難易度帯ではデバフもそんなに怖くないので、序盤での出番はそれほどないところがネックと言えばネックか。


キャスター

エレナ・ブラヴァツキー §

 うんうん、それもマハトマだね!

 スキルが相当ヤバイことで有名で、第一スキルの魔力同調はほんの少し(10~20くらい)ではあるが味方全体のNPを増やすことができるため、妖怪「あとちょっとNPが足りない」があらわれづらくなる。カレスコを持っててエレナを鍛えていればというゼイタクな話にはなるが、エレナとカレスコを付けたキャラを並ばせればスキルマ魔力同調で即宝具が撃てるようになる。
 第三スキルに至っては、味方全体のQuick・Arts・Busterすべてのカードに対して3ターンバフを掛けるとかいう何言ってるんだかよくわからんスキルで、倍率自体はそんなでもないが味方のどのような攻撃も強化できるというのが狂っている。当然、味方の宝具にもかかる。
 エレナの宝具自体はそこまで強力な威力があるわけではなく、雀の涙程度ではあるが、敵全体にとにかくデバフをボコボコと確率で叩きつけるという相当エゲツない効果をもち、防御力低下デバフに期待して味方宝具のまえの起動として使っても優秀だろう。
 サポート型キャスターがいないなら、ぜひお迎えしたいところだ。

エジソン §

 敵をバンバン訴訟してデバフをぶっかけるもふもふライオンおじさんだ。おれもいつかあの毛並みに触れてみたい。

 彼自身の火力は高くないものの宝具がとにかくイヤラシく、いくらかのダメージとともに宝具封印とかそういうデバフを合計三種類(強化クエストをすれば四種類)、敵全体にブチまける。カルナのスキルなどと違ってNPを溜めておく必要があるので、即効性はないのが惜しいところだが、前準備さえきちんとしておけばここぞというとき敵の宝具を叩き潰し、ついでにその他デバフをつけるということもできる。
 クセは強いが、もふもふが好きでたまらないならお迎えしてもいいと思う。


アサシン

エミヤ §

 なんか知らん白っぽい幼女や黒っぽい幼女、知らん白い女性とかになつかれるおっさん。

 ☆5のジャックちゃんとかと比べてしまうとさすがに少し見劣りするが、☆4の中ではきちんとアサシンらしく星出し性能が良好で、Quick起動で敵をボコスカぶん殴っているとスターがポロポロと出てくる。
 単純にそれだけでもそれなりに起用する価値はあるが、第三スキル・スケープゴートによって敵のターゲットをいじくり倒すことができるほか、宝具によって確率で敵一体のチャージを減らしたりもできる。育成序盤はスター露出おじさんとして、育成完了後はそれに加えてスケープゴートおじさんとして立ち回ることができる。

 ただし、本人の火力は結構低いのと、NPがとにかく溜まりづらいので、そこを補えるバーサーカーとかの人員がいないと難しい部分がある。概してサポート向けのアサシンとなるだろう。

新宿のアサシン

 「いいよぉ♡」というあのボイスがクセになる、クリティカルスターをいろいろアレする兄ちゃんだ。あんなにタトゥーを入れているのでたぶんエクスペンダブルズとかにも居たかもしれない。

 スター、スター、とにかくスターだ。ロクヨンのヒゲオヤジ並にスターを取ることに執念があり、スキルがとにかくスターまみれの性能になっている。スターを出すアサシンとしてはかなり高レベルにあるだろう。
 そのかわり、本人の火力はいまいち伸びづらく、自分でスターを回収して殴りでもしないとあまりダメージは見込めない。味方への依存度が高くなるので、おまえがランスロットとかそういうクリティカルゴリラをすでにもっているならお迎えしてもいいと思う。

不夜城のアサシン §

 火力がけっこう出るアサシンで、スキルとあわせて殴っていくと結構優秀だ。防御力ダウンのデバフも、遠回しに味方全体への強化と考えることができるのでなかなか悪くない。
 ただ、第三スキルのQuick強化がな~~ぜか自分には入らんので、ちょっと惜しい部分があるといえばある。サポート系アサシンが揃っていて、なおかつロリっこが好きなら彼女を選ぶのもありだろう。


バーサーカー

茨木童子

 「クエストか。いつ出発する?吾も同行しよう」「イバラギン」

 バランスのよいバーサーカーで、火力を高めたり回復もできつつ防御力を自前でバフできるスキル魔人と言っていい。というか鬼ってもともと魔人みたいなもんだしな。けっこうガチでおすすめできる☆4サーヴァントだ。
 単純にBuster三枚をもっているのでそれでチェインしても火力が十分出るが、宝具も単体でスキルとあわせて使えばかなりいい感じのダメージが出るし、ついでに敵の強化状態も解除する。
 第二スキルの仕切り直しはそれなりに回復量があり、デバフを剥がすことができるので、良いコンディションでメキシコに残り続けることができるバンデラスと言える。どのようなクエストでもとりあえず連れていける優秀なバーサーカーだろう。
 

エルドラドのバーサーカー §

 まあ、遠慮なく言うと、おれがもっとも初心者に勧めたいサーヴァントだ。

 持っているスキル、ATKステータス、宝具、そのほとんどすべてが攻撃のことしか考えてないパーフェクト脳筋でありながら、さらにバフ対象が味方全体なので自身のカードが手札にないときでもどんどん使っていける。最初から味方全体バフスキルを持っていて味方の火力サポートができ、Buster三枚のカード構成でバシバシ育成序盤から敵を殴り倒し、徹底してエネミーを圧殺できる
 ふたつめのスキルでNPを溜められるので宝具を回す効率もそう悪くない。宝具の対象は単体で、スキルを先に打っておくことでバカげた火力を叩き出すことができるため、ルーラーのサーヴァントなどにも有効な一打を食らわすことができる。

 ただ、そもそもが脆いバーサーカーのなかでもダントツの脆さが弱点で、超高速で敵をぶっ飛ばして、超高速で退場していくことになる。ダイナマイトみたいなやつだ。基ほん的に切り札として起用すべきで、長く場に残すつもりならマシュで守ったり花びら舞ってるキャスターを借りてきたり、それなりの工夫が必要になるが、高レベル帯でも有効な火力を叩き出してくれる。その逞しい筋肉は確実におまえを支えてくれることだろう。

ランスロット §

 バーサーカーのほうのクリティカルゴリラだ。まさかとは思うが……あの棒は冬木からもってきたやつだろうか……?

 バーサーカーとしては成長が早く、育成難度もそう高くない。クリティカルスターさえあればドンドコ敵を殴り飛ばすことができるし、バーサーカーなので相手を選ばずに火力を発揮できる。Busterも三枚ある。
 ただ、第三スキルの開放が強化クエストなので、そこまでにかなりかかってしまうところがネックだ。完全な状態に持っていくためには時間が必要になるところが弱点だろうか。
 優秀なサーヴァントなので、Zeroで惚れたならお迎えしてもいいと思う。


アヴェンジャー

新宿のアヴェンジャー §

 Dogeか? Shibeか!? もちろん、狼だよ!!
 でっかいわんわんだ。たぶん撫でると首が無限に伸びていく。こんなことを書くおれにも問題があると思う。

 すごいもふもふ感なのでエジにゃんと並ぶモフり具合だと思うが、いかんせん、アヴェンジャーであるがためにいろいろなクラスに対して優位をとれないところがつらい。再臨素材に黒獣脂や凶骨を要求するので、育成にもかなり難がある。
 ただ、第三スキルの強化解除がかなり有用で、さっきも書いたが「FGOでは回避・無敵も強化のひとつに入る」。起用する場面は限定されるが、強力なバフを撃ってくる敵と相対する際のサポートとして連れて行くのも悪くない。
 概して上級者向けではあるが、「カルデアにモフ感が足りない!!!!!」とお嘆きのマスターは是非お迎えするべきだ。


おわりに

 かなり長くなったが、とどのつまり、お前は好きなサーヴァントを連れていけばいい。種火さえ突っ込めばどいつもそれなりに活やくするはずだ。
 サーヴァント自体のステータスも確かに大事だが、いちばん重視すべきは運用方法をまちがえないようにするということだ。サーヴァントーオーの相性やスキルをどう使うか全く考えないものは、偽臣の書とかをうまく使えずにへんなマーボーおじさんに騙されたり、メディアにブスブス刺されメキシコのコロッセウムとかで無残にその死体をさらすことになりどうしようもない。

 好きなサーヴァントを選び、キャラのコンセプトを理解した上で、その能力を活かす編成にしろ。そうすればおまえはFGOというメキシコを征し、鼻歌交じりにナチョスを食べながら種火周回をこなすこともできるようになるだろう。メキシコ、イズ、戦略………タフになれ。

 おれの伝えたいことは、いじょうだ。