12garage

主にゲームと映画についての雑記。

おまえは冥人奇譚で蒙古魍魎跋扈するMEXICOの荒野を斬り拓く

 よくきたな。おれは逆噴射エイク郎だ。おれは毎日すごい数の蒙古を葬っているが、だれにも感づかせるつもりはない。ここんとこ邪馬台国に飛ばされたり異常な量の米が生えだしたりしているので記事がかけなかったが、ハッカーマンがよくわからんグローブと装置で時間をハックしてくれたので書くヒマができた。しかし、いつ時間のハックがカン・フューラーに悟られるかわからないので短くまとめるつもりだ。

※記事のリスペクト元:[逆噴射聡一郎先生](https://diehardtales.com/n/ncf1198d9e570)

独特な観点からレビューをおこなう社会派コラムニスト。しんのおとこでありゲーマー。

 誉れは浜でしにました・・・ホマレ、イズ、デッド・・・・しかし誉れは生きている。ここ冥人奇譚では。決断的にたたかいに参陣し、うしなわれた誉 れをとりもどさなければならない。

 ところで、世界的名作であるニンジャスレイヤーは推定読者数が3おく人だと言われている。これは実際驚くほどのことではない。ニンジャスレイヤーの本文を一度でも目にすればなんか読者としてカウントできるので、なにもおかしくはない。
 そしてこのゴーストオブツシマも、なんかニンジャスレイヤーと客層が被っているような気がするので推定プレイヤーは2おく人くらいいることが明らかになっている。これはおれのPROとしての経験にもとづいた確かな数字だ。
 そういった巨大市場を見据えておれはゆだんなく記事を書いている男なので、つい先日追加された「冥人奇譚」について、そのアツさとたのしみ方を伝えねばならない・・・・血塗られたものがたりの切り拓きかたを・・・・




冥人奇譚はCOOPだ

 ゴーストオブツシマといえば、一人向けのサムライゲームでなんか誉れが死んだりするやつということが知られているだろう。油断なきしんのおとこジン・サカイの生き様を綴ったサーガであり、これだけでかなりのボリュームがある大作だ。

 ところが数ヶ月前、かいはつチームのサッカーパンチのやつらが突然血迷って、ほんかくCOOPモードを追加しますとか言い出した。おれは「こいつら何を言っているんだろう」と思い、そしておれの周囲のツシマプレイヤーも軒並み「あいつら何を言っているんだろう」と思っていた。たぶん交通事故かなんかに遭ってたまたま居合わせたほんチから輸血でも受けたのではないか・・・・そうもおもった。
 おれは混乱した。そして同じく、ソロゲームにいきなり追加されたCOOPに混乱したやつらもいるに違いない・・・。おれはそう考えてひとまずカタナを置き、行善のやつからクソでかい筆を借りてガイドを執筆することにした。これはあくまでおれの道行きであり、おまえたち全てに当てはまるものではないが・・・・役に立つかもしれない。

 ひとまず最初のガイドとして、冥人奇譚は無料ですでにおまえたちのツシマにインストールされているので、タイトルから冥人奇譚を選択してアンロックだけしておく必要があることを教えておこう。


まずは自分を助けろ

 COOPといえば、助け合い・・・それは確かに、間違っていない・・。さながらバンデラスと、へんな構えでロケットを撃つ仲間たちのように・・・・。

 しかしおまえたちはそれより考えるべきことがある。まず自分を助けられないやつは人を助けられない。だいじなのは、しなないこと・・・。おちついて回復スキルをつかい、仲間がたおれてもまず安全確保してから駆け寄る。そういうことがだいじだ。
 やたらひとりでなんか突っ込んでいくのではなく、仲間の背中をまもりながら進んでいくことだ。



役目、イクォール、ロールだ

 おまえたちが冥人奇譚をはじめると、行善のジジイに役目を選べと言われるはずだ。
 役目とはいわゆるロール・・・プレイヤーの方向性のことで、それぞれスキルが違ったりする。

 この役目だが、ぶっちゃけ、何をえらんでもいい。すきにしろ。最終的にはすべての役目が解除されるので、行き着く先はおなじだ。
 ただ、役目によってやりやすさとかモーションの速さが違うのは確かで、それをどう捉えるかによる。

 さらに言えば、行善のストーリーに合わせて進んでいく奇譚と、津波のように蒙古が襲い来る九死では役目によってまったく難しさが違うので、そこにおいても役目選択が重要になってくる。

 以下に、それぞれの役目についてごま塩程度に書いておく。参考にしたりしなかったりしろ。


SAMURAI

 SAMURAIはせんめつ能力と自己回復を両立したハイブリッドメキシカンだ。
 敵の体力を吸い取って回復できるスキルを持っていて、攻撃面でも敵と正面衝突することに関してはいちばん向いているタフネスゴリラであり、ステージのギミックがある場合をのぞいてはだいたいこいつがカタナを振り回しているだけでクリアしている。

 おれが思うに、攻撃と回復のどちらもできるのでまずはSAMURAIからはじめるとわりと後悔しない。
 というと「初心者向けェ?やってらんねーぜ!」とかいいだす予測変換に毒されたこしぬけが逆張りをはじめたりするだろうが、奇譚だけでなくとにかくガッツガツに蒙古が来る九死への適性は高く、スキルの八幡の怒りで素早く3体まで敵を斬り殺せるため、強い敵を優先して処理したりと重要な役目でもある。
 というか九死は一番下の難易度の赤銅ですらバカきついので、いちど九死に行くと回復スキルがないとやっていられなくなるだろう・・・。

 ほかの役目のようなクセの強さがなく、逆にSAMURAIができれば他の役目の基礎ができているといってもよい。また冥人奇譚ではどの役目でも装備を共有しているので、まずSAMURAIで装備を集めてから他の役割を鍛えても良い。


YUMITORI

 YUMITORIは遠距離戦のスペシャリストであり、頭部にホーミングヒットするスキルをつかっての範囲攻撃がつよい。

 瞬間的なせんめつパワについては、YUMITORIに並ぶものはない。また遠距離戦が安定しているために、奇譚に出てくる特定の敵をさっさと倒したほうがいい場面(例のタルサドゥームの分身とか)においては、抜群にかみ合う。

 しかしいかんせん近距離は苦手。胴撃ちを50パーセントの確率でヘッドショット扱いにするとかのスキルはあるが、そもそも弓自体が単体攻撃に特化していることもあり、やたら数を捌かないといけない九死ではひるませるスキルやばくはつ矢などをいかに活用できるかがカギになってくる。回復スキルもないのでなれないうちは暗具の回復薬がほしいところ。先に装備集めしてそろってたほうが楽なので、やってて自分がしんどくなってくるだろうな・・・と思うなら後回しでもいい。


SHIKAKU

 SHIKAKUは隠密能力にたけた役目だ。育成すると闇討ちをするときのモーションもやや速くでき、闇烏を使えば複数体の敵を処理できる。

 とっさに逃げるためのスキルもあるため、刺客とはいうもののなんじゃくなモヤシというほど打たれ弱くはない。奇譚ではいろいろとステルスすると楽なところが多く、SHIKAKUでギミックを処理するとけっこう早く終わる。
 たださすがに盾持ち剛兵と正面からやり合うような状況では不利になるので、そうならないように逃げ回ったりアイテムを使う機転がもとめられる。

 九死においては、YUMITORIと同じくスキルを活用することがたいせつだ。どういう敵から先に倒すか、どこでどう闇討ちで処理するかということに頭を回すひつようがある。闇烏をつかうとすばやく敵を処理できるため、意識してキアイゲージをためていきたい。
 自前で回復するパワがないので、回復するための暗具があればそのへんかゆいところを補えるようになる。ちょこちょこと貢ぎ物から回復タコスを漁り、マメに体力管理しておく心がけをしておきたい。

 SAMURAIほどではないが近距離戦もできるため、SHIKAKUから始めて奇譚をすすめていくとゆうのも悪くない。


RONIN

 いわゆるヒーラーをRONINは担うことになる。
 それ以外にも専用装備のばくはつ玉で敵をひるませたり、ワンワンを召喚するスキルを持ったワンワンサモナーでもあるため、タゲ散らしや数の優位をとるクラウドコントローラーとしての側面もある。

 ・・・と言いたいところだがRONINは育っていないとあんまり回復能力がない。じつは始めたてのRONINにできるのは伊邪那美の息吹で復活させるくらいなので、かなり格を上げてワンワンサモナーを癒しの香に変えてからがヒーラーとしてのほんりょう発揮となる。

 いっけん回復スキルがあるということでRONINにタフネスを期待しがちだが、それを解除するまでが長いしこうげき系のスキルがないのが思ったよりキツい。YUMITORIほどではないが近距離戦が厳しいし、せんめつ能力が低いのであんまり育ってないRONINだとジリジリと追い詰められてしまう。
 潤沢な装備パワを積みかさね、格を上げてはじめてヒーラーとして使いやすくなる大器晩成型。仲間にいればありがたいが、あんまりさいしょにえらぶバンデラスとしてはオススメしにくい。


以上だ

 とりいそぎ、役目をえらぶうえで必要そうな情報は書いたつもりだ。あとはじぶんで考えたり、うまくビルドをくみあげてバンデラスになることだ。
 ただ、先にいっておくがおれは役割間差別を助長するとかいうひきょうでめんどくさい石川ジジイみたいなことをするためにこの記事を書いているわけではない。MEXICOではどの役目でもじぶんのやることを理解していれば活躍できるし、そうでなければのたれ死ぬ。誉れをキメたしんのおとこなら理解できているはずだ・・・。あつい血風は、おまえの背中を押すように吹きすさんでいる。


(逆噴射エイク郎)