12garage

主にゲームと映画についての雑記。

Creepy nutsをオタクにオススメしたいけどよく知らん鬼ニワカだから紹介をゴボウの皮むきよろしく乏しい知識で浅く薄くやるエントリ



🎉祝!アンサンブル・プレイリリース&R-指定誕生日🎉


 クリーピーナッツを4月からなんとなく聴き始めてから、いつのまにかよふかしのうたの主題歌が「堕天」に決まったりニューアルバムも出たりしていい感じに脂が乗ってきたので、ここいらで身内にプレゼンやったるか!と思いなんとなく記事を書くことに相成りました。

12garage.hatenadiary.jp




 いや堕天、「天国から追い出されて堕ちていく」とおもいきや「天に向かって堕ちていく」から堕天なのがめちゃめちゃいいよね。天は見上げるものじゃなくて足元にあるの。よふかしするようなはみ出し者、つまり土曜日のたまり場にいる社会不適合者にとっちゃ底なしの夜空は自分らを吸い込み堕ちていく黒い奈落なんすよ。この倒錯した文脈が最高。
 「よふかしのうた」はコトヤマさんがCreepy nutsの原曲を聴きながら漫画のタイトルにしたのは有名ですが、それに対してこの曲をぶつけてきたのはアツい。


 …と語ってみたけどおれは全曲の全部のことを知ってるわけじゃないし、ヘッズにはもはや当たり前やろと笑われそうな内容のことしか知らないので、薄~~く浅くやっていきます。詳しい人はなんや言うとるなと鼻で笑って見逃してください。

続きを読む

ブルーアーカイブのイベントで突如語られた宇沢レイサという女の掘り下げと杏山カズサの過去に感情が破壊されている


※2023/05/15 追記

noteに大幅に加筆した改訂版を投稿したので、よければこちらをご覧ください。

note.com


 おばんどす。

 ブルアカのイベント読みました。




重い~……

重くて潰れそう…

読んでるだけなのに重いよ~~………



 今日は大した文量の記事を書くつもりはないんですが、ちまちまと進めていたブルーアーカイブがイベントで急にモンケン振り回しておれの感情ぶっ壊してきたのでたまらず垂れ流すことにしました。あんまり考えてものを書いていません。雑です。

 あとまあ当然なんですが、ネタバレを含んでいますのでイベントをクリアしきってから読むことを推奨します。

続きを読む

薬が中に入ったケースの中の薬が中に入ったケースの中の薬が - Milk inside a bag of milk inside a bag of milk(とoutside) 感想



(2022/08/01追記)

※何かの配信を見てこの記事にたどり着いた人へ

 まずはここに来てくれてありがとうございます。長い記事ですがよければゆっくり読んでください。
 最近、配信者の方のプレイを見た方からと思しきアクセス増加があり、非常に有り難いことだなと思います。配信を拝見してみるととても世界観を大切にされていて、どの配信者さんもこのゲームを丁寧にプレイされているなと思いました。

 ただ、本来プレイ済みの方に読んで頂くつもりで書いたこの記事について、最近「おれがネタバレ記事を書いたことで、本来Milk inside...とOutsideを配信で興味を持ってプレイしそうな人口がこの記事のネタバレで済ませてしまい、遊ばれる機会を奪っているのではないか?」と葛藤し頭を抱え始めました。そう、公式が得るべき利益を奪いたくない我らが巨人、タローマンである

 おれからのお願いなのですが、そこまで高いゲームでもないので、よろしければinsideとoutsideの2作をプレイするか、怖くて遊べなさそうならお布施として買って公式にお金を落としてくださると幸いです。なんせinsideは百円だしね!ミルクより安い!!!!!


(2022/08/05追記)

 一部一般的でなかったりわかりにくい言葉に注釈を入れました。っつってもおれははるか昔に臨床心理かじってドロップアウトした人間だからこまかい間違いは許してクレメンス


(2022/11/11追記)

 めっちゃ追記が多くなってきたな…。

 ニンテンドーSwitch版の発売おめでとうございます。
 おそらく本記事にアクセスされるなかでSwitch版を遊んだ方もおられると思うのですが、こちらの記事はPC版の翻訳に準拠したものとなっています。

 Switch版はおれ自身遊んでいないのでなんとも言えないのですが、SwitchではパブリッシャーのForever entertainmentによってPC版とは違う翻訳(機械翻訳?)が付けられていると聞き及んでいます。

 どちらが優劣というわけではないですが、こちらではSteam版での日本語訳をベースとしておりSwitch版での翻訳はちょっとこの記事ではカバーしきれていませんのでご了承ください。


(2022/11/23追記)

 追記の後の追記の後の追記の後の追記の後の追記の後の…

 Switch版の和訳が改善されたようです。これでより摩訶不思議な世界に没入できるね!
 対応してくださったスタッフ陣のみなさん、ならびに原作のNikitaさん、本当にありがとうございました。



〜以下本編〜

 以前からなんとなくserial experiments lainのような雰囲気があって良さそうだな、でもなんか明らかそっち系のテーマだから英語を読むにしてもめちゃめちゃ難解そうだな……と思ってウィッシュリストに眠らせていたMilk inside a bag of milk inside a bag of milkとMilk outside a bag of milk outside a bag of milkに和訳がついたぞ!とプレスが入ったので小躍りしながら買って読みました。

 本記事では当該タイトルのネタバレがありますので、できれば二作プレイしたあとにお読みください。


続きを読む

Virtual DJでミックスを作ってDJごっこをしてみた




 おばんどす。

 Twitterでの友人がMIX CLOUDにMIXをアップロードしていたのを聞いて、なんとなくやりたくなりDJ MIXを作ってみました。よければ聞きながら読んで下さい。




セットリスト

続きを読む

【Steam】おまえをローグの国へ連れて行く

 よくきたな。おれは逆噴射エイク郎だ。 おれは数日前、騎士の国カジミエーシュの闘技場に立っていた。


 スタジアムの熱狂、巨大企業の広告ネオンがおれの目をうるさく突き刺す。立ちはだかるは悪名だかきブラッドボイル騎士団の中堅。すでに持久戦にもつれこみ互いに息を切らしているが・・・ゆだんならぬ相手だ。おそらくこちらの弾切れを狙っての防戦であろう。おれはリボルバーの残弾をカウントする。右に3、左に2、スピードローダーはもうない。5発で勝負を決める必要がある。だが、ヤツに銃弾が通用しないことは先刻実証済みだ。ここカジミエーシュでは装備に自由がきき、たとえばスポンサーにアーマーの企業があれば、銃弾や榴弾を―――たとえばギターケースに仕込んだロケットランチャーすらも―――受け止める鎧を身につけられる・・・カネ次第で。おれは血のまじったツバを吐く。しんのおとこたちのぶつかり合いを期待したおれは、ここ数戦でイヤというほどに思い知らされてきたのだった。騎士の名を借りた企業同士の代理戦争、Pay2Winに次ぐPay2Win・・・・札束同士のつまらんイクサへの失望を。だが、それもここで終わりを告げる。
 おれは一直線に駆け出し、ポンチョを投げつける。「こしゃくなマネを!」騎士がまっぷたつに布地を引き裂いた隙にふところにすべり込む。おれは0インチ射撃を繰り出した!BLAM!とうぜん弾かれる。「デガージュ!銃撃は無意味だとわからんのか?サルめ!」しかし腰抜けが悪罵をはっした瞬間、おれはすでに回転を始めていた。銃撃の反動をのせ、右手に握った改造M19のメタルスパイクグリップを騎士の喉元めがけて叩き込む!「オゴーッ!!!」BLAM!左から発砲!銃撃の反動をのせ、左手に握った改造M19の裏拳を騎士の喉元めがけて叩き込む!「オゴーッ!!!」BLAM!右手に握った改造M19のメタルスパイクグリップを・・・防がれる!
 「ゴボボ・・・・小僧、見切ったぞ!格闘なら騎士の有利!そのままコマのようにでも踊っておれ、もはや急所狙いの打撃は・・・・」「踊り?すまんがダンスはからっきしでな」おれは跳躍し、ピタリと騎士のヘルムに狙いをつけマグナムを同時発射した。銃口が火を吹く!BBLLAAMM!!「くどい!効かぬぞ!」そのまま縦に回転、回転、回転回転回転!勢いをのせ、右足左足の鉄芯を仕込んだブーツヒールで騎士のヘルムを強打、強打!「アディオス・アミーゴ!!」「グワーーーーッ!!!」伝説の賞金稼ぎ、マスター・ソーイチローが編み出したと伝わるデスペラード暗黒拳法がひとつ・・・マリアッチ・カカトオトシだ!重厚なアーマーをつらぬく二連衝撃にたまらず脳震盪!騎士の巨体が倒れ伏した!
 「とくにデュエットがダメなんだ。足クセがわるすぎる」おれはズタズタのポンチョだったものを拾い、ホコリを払った。


 「南米騎士!一言おねがいします!!」「帰国の理由をおしえてください!南米騎士!!」「ベジ・タコス社から公式スポンサー契約のオファーをされていましたよね!?」おれは闘技場の出入り口に殺到する記者どもを押しのけた。マネー、マネー、マネー・・・・メタバースにむらがるNFT集団めいたこの国の拝金主義にはうんざりする。サングラスをとり、おれは答えた。「おまえたちのごっこ遊びにはもう飽きた。不屈の祭典・・・・しんの戦場がおれを呼ぶ」
 その足で日本行きのフライトチケットを予約すると、おれはSteamでまだ見ぬ黄金のゲームに思いを馳せた。






※記事のリスペクト元:[逆噴射聡一郎先生](https://diehardtales.com/n/n73ec21c8457b)

独特な観点からレビューをおこなう社会派コラムニスト。しんのおとこでありゲーマー。


 さて、今回のSteamフェスティバルはローグ系にスポットライトを当てたものだ。記号でしめされたマップを頼りにランダム生成のダンジョンに挑む元祖・ローグから枝分かれして、アクションゲ0ムやターン制シミュレーションにローグのエッセンスを取り込んだローグライク、そしてさらにローグライクを遊びやすくしたローグライト・・・・がメインとなっている。そのあたりのせつめいはSteamに記事があるからそこを読めばいいだろう。
 そして、ゲイブがトチ狂ったのか太っ腹すぎるのか、ソウルライクメトロイドヴァニアまでセール対象になっている。え、ナンデ・・・? まあ、それもまたしんのおとこが遊ぶべき良いゲ0ムが揃ったジャンルなので遊べばいいとおもう。適当にやれ。
 今回もおれの知っているゲームの中から数タイトル紹介しておこう。おまえをローグの国へ連れて行く。


続きを読む

Hey Jude.

 田山花袋という近代文学の作家がいるんですけども。


 田山花袋
 このひとが何した人かっていうと、「蒲団」という作品を書いて有名になった人なんですね。まあ百年前の近代文学作品について今更ネタバレを気にするのは近現代文の教師くらいしかおらんやろと思うので書いてしまいますが、「嫁さんと子供がいる小説家が自分の女弟子にうっすらと淡い恋をいだくも、男の弟子と良い仲になっていくのが気に食わなくて破門して追い出してしまう」という田山花袋自身の経験をもとにした内容の小説なんですね。こういう自分の人生経験をもとに少しだけぼかして作品にする小説のスタイルは「私小説」といって、この人の作品から爆発的にヒットして「自然主義」というムーヴメントが立ち上がるくらいになったジャンルです。


 今日はそういう、自分の身の回りのことの日記を書こうかと思います。


 ※差別的意図はありませんが、本記事には精神疾患について触れる箇所が出てくるため、センシティブな方は閲覧をお控えください


続きを読む

雑記:サブスクライブで普段聴かない曲を聴いた(Ado,Creepy nuts)

 久しぶりに日記らしい日記を書くのですが、最近は通勤の時間を活かして普段聴かない曲を聴いています。

 オーディオプレイヤーをShanling M6というちょっといい感じのアンドロイド搭載型のものに買い替えたのもあり、アマプラを使いつつ話題の曲を聴いたり。Creepy nutsとかAdoさんに触れてみたのでそのへんの感想をダラダラ書きます。

続きを読む