爆発オチが目の前を染めて広がる ~ 藤本タツキ「さよなら絵梨」感想
”どうせなら嘘の話をしよう 苦い結末でも笑いながらそう作るものだろ どんなことも消えない小さな痛みも 雲の上で笑って観られるように”
―――星野源「フィルム」
ジャンプラで「さよなら絵梨」が公開されました。
大反響御礼✨
— 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) April 11, 2022
藤本タツキ最新作『さよなら絵梨』本日配信❗️
早くも200万閲覧突破。
皆様の感想、とても有難いです。
未読の皆様、200ページと少し長めの作品となっております。
ゆっくりお読み頂けたら幸いです。
⬇️https://t.co/RatLHfQNCc
宜しければご一読、何卒よろしくお願いします。
最近はヒマがあればエルデをうろつくかホージンに顎で使われてFreshPoundの殴りをパリイしてばっかりで映画観てなかったので、さよなら絵梨を読むにあたってちゃんとぼくのエリを観ました。ヴァンパイアの出てくる映画といえばおれはリンカーン秘密の書くらいしか見てないので、あんなに可愛い天使みたいな少年のオスカーが振る舞いひとつでガラッと印象変わってすげえなとしみじみしています。
さよなら絵梨、ほんまオモロイですね。構成もすげえけど、何より爆発オチが本当に笑えていい。「知らね~~~~!俺は好き勝手やったからよ!!あとは読者のてめーらで勝手にやってろ!!!じゃあな!!!!!」という意思を感じる。おれはスペース☆ダンディとかがめちゃくちゃ好きなタイプなんで、実力のある作家が好き放題やったあとにこういう爆発オチを出してくると笑い転げながら手を叩きます。
さて、例によって感想を書いていきたいのですが、本当であればこの作品はとくにあれがどうでこうで……と考える必要がない作品だとは思います。「アウトレイジ ビヨンド」についてビートたけしが「カルトとかアート映画と言われないために目や表情でやることをすべてわざわざセリフにした」と言っているように、この作品も過去作と比べてやっていることや思っていることをキャラクターにたくさん喋らせているのでわかりやすいです。つまり明確に「楽しんでくれや」とエンターテイメントで作ってる作品だと思われるので考えたり読み込む必要があるかないかでいえば……たぶんないのですが、書くとおれが楽しいので感想を書こうかなと思います。
いつものことながら予防線を張っておきますが、本記事はただ場末でくだを巻いてるだけの感想であり考察やら公式解釈やらではありません。
また、「さよなら絵梨」本編に対するネタバレ、藤本タツキ「さよなら絵梨」本編内の画像の引用といくつかの映画の核心に触れるため、そういうのが苦手な人はブラウザバックかウィンドウをそっと閉じてください。
IGNはそろそろ己のヤバい所業を振り返ってください―――エルデンリングにかこつけフロムを語る例の記事は読まなくていい
あのですね。僕もよくないとは思ってるんですね。何かあるたびにキレて記事書くの、自分でも負の行為だな……という自覚はあるんですよ。ですが今日は皆さんにお伝えしなければならないことがあって記事を書いています。とくにエルデンリングからフロム・ソフトウェアに触れ始めた人に向けて。
とはいえ、もう何かあるたびにじっくり書いていくとしんどいので、要点をまとめていきます。
続きを読むHidizs AP80シリーズについての雑記帳
かれこれAP80から始まりAP80PROに乗り継いでいるので今更ながらAP80についてチョボチョボと書く。本当は3年前くらいに書いたほうが良かった記事なのだが…
これからAP80を使い始める人の役に立ったり立たなかったりするといいなと思いながら、気づいたことや諸々について書いておく。
続きを読む闘争はどこか知らんところで求めてくれ ~ 地を這うコミュニティで6年以上身内ネタを"擦り"続ける人々
自分がアーマード・コアを始めたのはいつだっただろうか。確か、小学生のころに中古で買ったAC2が初めてのタイトルだったと記憶している。
当時は数字の読み方なんかわからなかったから、早々に積んで中学生までは触らなかったように思う。ふと思い出してきちんとクリアして、アリーナを制覇したのは中学2年生のころだったか。アレスを倒して喜んでいたのもつかの間、ランクの下の方ににゅっと出てきたメイトヒースに絶叫した覚えがある。
タイムラインに流れてきたとある記事を見て、そんな昔を思い出しながら読もうとした。
「身体は闘争を求める」
ッ……ハァーーーーーーーーーーーーーー…
……暗澹たる気持ちになった。またか。またお前なのか。俺はうんざりしながらラップトップを開き、このエントリを書き始めた。
【Steam】ナミビアのサンタはおまえに2021ウィンターセールが来たことを教えてくれる
よくきたな。おれは逆噴射エイク郎だ。 おれは毎日すごい数の砂粒をナミビアのライブカメラで数えているが、おまえに教える気はない。そしていつものようにおれがナミビアしていると、SANTA・・・・ヤツがあらわれたのだ。
「SANTA!?!?」チャット欄は一気にサンタ・リアリティ・ショックにさらされ、聖なる日に湧いた。でもこいつら車が現れても「Car!?!?」とかゆってるので基本アニマル以外の何が現れても驚愕してる気がするな。インターネットにSANTA登場の報が電撃的に拡散し、こしぬけの陰謀論者たちが否定したがっていたSANTA実在説は完全にしょうめいされた。かねてより世界じゅうのこどもたちにプレゼントを配り歩くタフネスは範馬勇次郎クラスではないかと噂されていたが、厳しい砂漠をすらものともしないSANTAはやはりしんのおとこだったとゆう格好だ。ちなみにナミビアの地元のおっさんや運営のおっさんがたまに遊びにくるが、彼らはとくにSANTAとは関係ないだろう。
※記事のリスペクト元:[逆噴射聡一郎先生](https://diehardtales.com/n/n73ec21c8457b)
独特な観点からレビューをおこなう社会派コラムニスト。しんのおとこでありゲーマー。
さて、SANTAがあらわれたということはSteamウィンターセールの時期が今年もおとずれたということだ。MERI-KURISUMASU・・・・おれは赤い衣をまとったしんのおとこのすがたに打ち震え、いてもたってもいられずPCを起動し、記事を書くことにした。