お前は、Titanfall2でキアヌになる
よく来たな。おれはAKLOだ。いつもFPSをプレイしてはツイッターでろくでもないpostを放流したりしているが、今日はそのつもりはない。
近ごろはくそまじめにFGOの記事を三連投したり愚痴ばかりたれ流している気がするので、久しぶりにメキシコの風をかんじるべく、パソコンにむかいタイッポしている。いわばこれはメキシコ・メディテーション行為のひとつで、レスラーがルチャをまなびに行くのに近い。そのメキシコ充填行為のひとつとして、今日はあるゲームについてのエントリを書く。
お前は、Titanfall2というゲームをしっているか?
いま、おまえは「ツー」の部ぶんを見て動揺しただろう。まぁ、あわてるな。あわてるやつは、メキシコでは生き残れない。たしかにTitanfallという前作が、昔あった。だが、それは気にすべきことではない。「デスペラード」にたいする「エル・マリアッチ」のようなものだ。知ってもいいが、楽しむ上ではしらなくても困らない。ひつような知識ならば俺がここにある程度かいておくから、まずそれはいい。
それより、このエントリを読みながら、おまえはPS4を起動し、ストアーからTitanfall2をインストールするべきだ。ちょうど昨日今日はフリートライアルという無料期間だから、日付が変わるまでタダであそべるようになっている。PCならOriginからゲームタイムで体験できる。少しのあいだだが、思う存分あそべ。
Titanfall2は、おまえをキアヌにする
さて、Titanfall2というのは、いわゆるFPSだ。
FPSというと、荒くれたちがテキーラを飲みながら、「チャイルドは牛乳でも飲んでな!」とメッセージィを送りつけてくる恐ろしいジャンルだというイメージがあるが、それはまちがいだ。
とくに、このゲームに関しては、そんなことをいちいちキーボードでうちこんでいる腰抜けから順にリーパーフォールに巻き込まれてしぬ。だいじょうぶだ。みんな手がいそがしくてお前のIDをみているヒマなどない。
なにしろ、このゲームは、「ジョン・ウィック」のキアヌのようにスタイリッシュに敵を銃で撃ちながら、飛んだり跳ねたりしてたたかうゲームだ。つまり、かんたんに言うと、お前は空飛ぶキアヌになる。ライフルを撃ち、ショットガンで吹き飛ばし、ときにはハンドガンで応戦しながら、サマモちゃんの宝具のごとく敵を蹴り飛ばす。要するに「ガン・フー」、そして「パルクール」だ。
当然、そのような動きをしているうちに、自分のことであたまがいっぱいいっぱいになるから、いちいち他人にあほなテキストを送っているようなヤツはすぐにしぬ。そういうことだ。
そして、おまえはこのゲームでキアヌになれるだけでなく、タイタンというロボットにも乗れる。まあ、それほど頑丈ではないから、スコープドッグのようなものだが、それでもただの歩兵では太刀打ちできないほどにつよい。
だから、これは、ボトムズだ。キアヌになったおまえが、縦横無じんに駆け回り、スコープドッグに乗るボトムズなのだ。ロボ、ガン・フー、パルクール・・・・・・。じつに素晴らしいゲームなのがわかるだろう。
世界観について
はじめのほうで、前作のことについて触れた。正直にいうと、おれもプレイしていないから前作のことは設定くらいしかしらない。というより、そもそもキャンペーンモードが対戦モードを兼ねていたから、そこまで深く掘りさげられてはいない、ということらしい。
だから、むしろ今作のキャンペーンモードこそがきちんとしたお話になっているはじめてのストーリーにあたるので、ここから始めることについてはいっさい問題がない。
要点だけまとめると、IMCという地球の企業にやとわれて、フロンティアと呼ばれる宇宙のメキシコを開拓していた人々が、圧政にたえかねて独立しようとするおはなしだ。このあたりは、ほぼコナン・ザ・グレートと同じだと言える。
フロンティア側の人々はミリシアという武装勢力として蜂起し、フロンティアのひとつ・惑星ハーモニーに本拠地をかまえてIMCと戦っている。そして双方、兵士たちのなかから特にすぐれた者を選んで(つまりバンデラスだ)、「タイタン」というロボットに乗るライセンスを与えた。
このライセンスを持っているやつらが、おまえたちが操作する「パイロット」というエリートたちになるわけだ。だいたいわかったな。
ちなみにキャンペーンモードは、一般兵士のひとりだった"クーパー"が、相棒(つまりサボタイだ)のタイタン"BT"とともに一人前のパイロットを目指す物語になっている。アツいストーリーかつ王道に忠実であり、ぜひプレイすべきだ。
Titanfall2はすごい
おまえたちはスマッホとかそういう文明機器をつかいこなしているだろうから、Titanfall2のプレイ動画とか、なんかそういうのを既に見ているかもしれない。
ああいうのを見ると、すごいめちゃくちゃな動きで敵をほんろうしていて「エッ!こわ・・・こんな動きできない。帰ってパラッパラッパーしよ」とか思うかもしれない。
だが、ああ見えて、じつはキャンペーンのチュートリアルをやるだけである程度すぐに飛んだり跳ねたりできるようになるから、そんなに難しくはない。チュートリアルの中の「ガントレット」を2、3回やればだいたいコツが掴めてくるだろう。初心者でも気持ちよく動けるすごいゲームだと言える。
そして、Titanfall2のかなりすごいところは、ほかにもある。値段を見てほしい。評価が高く、出てからまだ一年も経っていないのに5000円もしないという安価ゲームなのだ。ダウンロード版もセールのときは(いまもセールしているが)すごく安くなる。
もっと言ってしまえば、中古のパッケージならさらにもう少し安く手に入るから、それを買って始めてもいい。
・・・というと、おまえたちは「どうせ本編が少なく、ダウンロードォー・コンテンツが高いのでは?」などと考えるだろう。わかっているぞ。おれは有害なアフィリエイット・ブロッゴの煽り構文に毒されたおまえたちの思考などお見とおしだ。
全て無料だ。くりかえす。ゲームの基幹部分にかかわる追加コンテンツは、全て無料だ。買わなかったからといって他のプレイヤーより不利になるアイテムはないし、追加されたマップや新モードは速やかにおまえのTitanfall2のアップデート・データーに組み込まれ、邪悪なそんざいにカネを払うこともなく遊べるようになる。せいぜい金で買えるのはおしゃれアイテムだけだ。
事実、つい先日フロンティアディフェンスというCO-OPモードが追加されたばかりだ。強いておまえがTitanfall2の本編いがいに払わなければいけないカネと言ったら、Playstation Plusの料金くらいのものだろう。
他のゲームでは三ヶ月に一回くらいマメに買う必要があったDLCの分のポケットマネーを、ドリトスやナチョスを買い占めるのに使えるのだ。これほど素晴らしいことはない。
今回は、おまえたちがTitanfall2を買うためにひつようそうな情報に絞ったので、初心しゃガイドのようなことは書いていないし、書かない。おれはお前たちのママではないからだ。しかし、メキシコで生き抜くすべはここのwikiのビギナーズガイドとかにまとまっているから、なんか参考にしろ。
タイタン、パイロット、そして友情・・・。Titanfall2は、しんのおとこのゲームだ。壁に打ち込んだグラップルが、おれにフロンティアの風を感じさせてくれる。