12garage

主にゲームと映画についての雑記。

BFVの初期武器と兵科ごとの戦い方メモ

(2019/12/09 追記)
 アップデートによってBFVのBTKが激変したため加筆修正しました。今後細かい修正が来るので更に多少変わるかもしれません

(2021/05/25 追記)  いまさらですがPS plusで始めた人向けに再編しました


 ハァイ、ジョージィ!BFVやってる?(排水溝) えっやってない?今なら値段安いよ。PS Plusで無料だよ。やるんだ。やれよ!

 ということでBFVをこれから始める方向けに、従来作との違いや兵科ごとの特徴について少しメモしておきます。一時間位で書き上げるつもりだからあとはwikiでも読んで(丸投げ)

もくじ



突撃兵



い つ も の

親の顔より見た兵科


 突撃兵は代々バトルフィールドでは歩兵戦を担うメインの兵科です。とりあえずコイツ。まずコイツ。突撃兵が多いチームが勝つ(大胆発言)
 対戦車と接近戦をこなしていく戦場の花形というポジションで、だいたいのことは器用にやれる兵科です。

 めちゃくちゃな遠距離でなければだいたいの距離に対応できますが、衛生兵のサブマシンガンには一枚劣るので近距離戦というよりはやや距離をとって戦うのが得意な兵科です。おもに戦車や装甲車といった銃弾の効かない乗り物をボッコボコにするのがメインの役割ですが、BFVでは建築要素が追加されたので敵の土のうや塹壕をブッ飛ばす役割も実質的に負うかたちになり、敵の守りを突き崩す非常に重要な兵科になりました。といってもやることは簡単、とにかくロケットランチャーを気に食わない建物なり乗り物なりにバカバカぶっ放して敵を爆殺することです。突撃兵が多いチームが勝つ(事実)
 他の兵科と比べると、敵とサシで撃ち合ったときの勝負に強く、一対一での中距離戦ならまず突撃兵が勝つと言っても過言ではないと思います。対集団戦では援護兵に劣りますが、爆薬の攻撃範囲が広く、銃も使いやすいものが揃っていて幅広い状況に対応できる兵科ですね。まずは突撃兵からプレイすることをおすすめします。

 コンバットロールは二種ありますが、どちらを選んだからといってガジェットが持てなくなるとかいうのは無いので好みで選ぶといいと思います。

 初期状態だと軽歩兵が選択できますが、弾を回収しやすかったり体力の回復量も多いので結構粘り強く戦える印象です。BFVではダメージを受けるとある程度以上は自然回復しないので、 治療キットの節約という意味でも多少融通が利く兵科ではあります。まあ自然回復量多くても死ぬときは死ぬんだけどね


Sturmgewehr 1-5


 なんで末期ドイツの急造ライフルが初期装備なんですかねぇ…(困惑)

 初期装備でありながらこれといった欠点もなく、30+1発装填、アサルトライフルのなかではやや早めの連射速度を持ち近距離でなかなかの喧嘩強さを見せる優秀なライフルです。
 以前はさすがに近距離ではSMGに劣るといったところでしたが、アップデートによりSMGの瞬間火力が落ちたことで五分五分で渡り合えるようになりました。ただ反動はレートに応じたキツさになっているので、遠距離に対してはややピーキーさを感じる一面も。
 ちなみにBFVの初期装備は専門技能(武器のカスタマイズみたいなもの。性能がアップグレードされる)が最初から解放されきっているので、別の武器が解除されてもしばらくお世話になるかもしれません。

M1 Garand


 50mまでは3発で敵をキルできるセミオートライフル。
 装弾数が8発とやや少なめなものの、反動は少し控えめで扱いやすさがウリの銃です。他のセミオートライフルが通常のクリップを使うのに対し、8発ひとまとめでほぼマガジンと同じリロードができるエンブロック挿弾子を使う関係上すばやく全弾リロードできるという個性を持っています。
 良くも悪くも中途半端であり、ガチで遠距離まで狙撃できる!という銃ではないのですが、「アサルトライフルではどうにもこうにも当てづらい」といった距離にはぴったりの一丁です。アクセサリからスコープをつけて中距離仕様にするととくに扱いやすいです。

 パッとわかる強さはないのですが、アップグレードでグレネードランチャーを装着したり、もしくは遠距離4発キルを可能にしたりと好みに合わせて育てられ、使い勝手は抜群の一品と言えます。


次に解除される武器

 突撃兵のランクアップでまず解除される最初の銃がセミオートのGewehr 43ですが、現状100mまで敵を三発以内でキルできるという極めて高い火力ゆえマークスマン気質の人には特におすすめできる武器です。最初のうちは近距離戦のSturmgewehr 1-5、中距離はGarand、遠距離のGewehr 43と使い分けることで、マップに応じた戦略を練りやすいという突撃兵の長所を感じられると思います。
 ただこのGewehr 43、なにしろクリップ装填で10発しか入らないというネックがあるので、専門技能で脱着マガジン式にするか何かしないとリロードで若干厳しいところはありますね。
 現環境でははじめからGarandがあるので、威力と扱いやすさを天秤にかけて好きな方を選ぶといいかもしれません。


 ToWで追加され現在中隊コインで購入できる武器のなかでは、ribeyrolls 1918が個人的にオススメしたい銃です。
 現環境では発売当初と比べてセミオートライフルの性能がかなり抑えられたため、相対的に中距離向けアサルトライフルのRibeyrollsに活躍の機会が増えました。
 Ribeyrollsはフルオートのアサルトライフルとしてはすこぶる反動が小さく、精度も高い部類で、バイポッドを使うことで更に反動を抑えられます。
 ただレートがとても低いために近距離戦は苦手で、距離感のコントロールが重要な玄人向けの側面があることに注意ですかね。


衛生兵



 戦場の人気者こと衛生兵です。いるかいないかでチームの打たれ強さがかなり違います。
 治療キットをイチローみたいな強肩で送球することでも有名ですね。味方に過たず飛んでいくのでコントロールも優秀。バタコさんかな?

 衛生兵は瀕死の味方に近づいてボタンをポチッと押すだけで不思議なおくすりを注射して仲間を蘇生できます。単純にすぐ戦力が復帰できるという点でも重要ですが、蘇生するとスポーンチケットが減らないので、コンクエストやブレークスルー攻撃側では欠かせない存在です。
 また、先述の通り治療キットをレーザービームのごとく仲間に投げつけて治療できるので、仲間を死ににくくする役割もあります。

 衛生兵のメインの仕事は治療と蘇生ですが、攻撃側はなかなか敵に突っ込んでいくことが簡単にできない場面もあるので、そういうときにスモークランチャーを使って攻める機会を作るといった戦端をひらく役割もあります。逆に、のちにアンロックされる医療箱は治療効果が広範囲に行き渡るため、防衛にも欠かせない存在とも言えるでしょう。突撃兵と併せて攻撃側の要と言える立ち位置にあり、また守りの重鎮でもあります。衛生兵が多いチームが勝つ(二度目)

STEN

 史実では水道管だの、くさい銃(ステンチ)などとひどい言われようですがBFVではバランス型の扱いやすいSMGになっています。
 以前は比較的低レートで威力もそう高くなく煮え切らない性能とも言える銃でしたが、他の高レートSMGの瞬間火力が下がった関係上、相対的に高威力なSMGという立ち位置に収まった感があります。
 連射力こそ低いものの、きっちり当てさえすれば強力な爆発力を見せつける銃と言えます。


一〇〇式

 STENとは反対に高いレート、やや低めの威力を持つサブマシンガンです。
 非常に扱いやすく、高い連射力によりバラマキでもある程度通用しますし、反動もこのレートにしては相当低い部類。サブマシンガンとして想像されるものにかなり近く、使いやすさに関してはお墨付きです。
 バイポッドがついているため、「ん〜ちょっと敵が遠いか…」という程度なら伏せ撃ちや依託射撃を使って強引に当てていくこともでき、かゆいところに手が届くポテンシャルの高さを秘めています。

次に解除される武器

 ランクアップで解除されるSuomi KP/-31は、以前の性能では無類の火力を誇るサブマシンガンだったものの威力がかなり抑えられました。現状では高レートルートはピーキーすぎるきらいがあるため、50発ルートで数押しをしていくと少し扱いやすいかもしれません。

 ToWで追加された銃ではJungle Carbineの解除を目指すのがおすすめ。
 衛生兵はどうしてもサブマシンガンで突っ込んでいく場面が多くなりますが、ちょっと接近戦するにはマップが広いなぁなんて時もありますよね。
 Jungle Carbineは切り詰めたボルトアクションライフルで、100m程度までならヘッドショットで一撃死、ボディショット2発でキルをとれる高火力ライフルなので、そういった衛生兵が苦手な中距離戦をカバーできる貴重な銃です。仲間の一歩うしろから支援しつつ、治療を施していく立ち回りにぴったりです。
 他の銃も優秀ですが、衛生兵の選択肢を増やすと言う点ではまずこの銃を勧めたいところです。

援護兵



 弾!制圧!スポット!弾!制圧!スポット!

 歩きながらADSできるLMG、バイポッドで設置して制圧射撃ができるMMGの二種を持ったゴリマッチョ。
 味方に弾をバンバンぶん投げ、あるいは設置した箱でガジェットの残弾も補充させることができるほか、建築スピードが圧倒的に早い守りの達人。ビークルの修理もおまかせ、ロールを機関銃手にすれば制圧射撃で敵をスポットすることも可能とまさに対多人数のエキスパートですね。援護兵が多いチームが勝つ(もうとりあえず言っとけ)

 BFVの兵士たちは基本的に所持弾薬が満タンより少ない状態でスタートするので、援護兵のパックはどんなときでも意味を持ちます。兵士たちは慢性的にお弁当中毒なので箱を置けばすぐに群がってきます。どんどん置いてあげてください。ポイント獲得源の弾薬パックの需要がいつでもある関係上、援護兵はランクを上げやすい兵科でもあるのでまずは援護兵から始めるのも悪くないかもしれません。


KE7

 アサルトライフルというかバトルライフルというか、その中間というべきか。バイポッド付きの分隊支援火器です。

 装弾数がそう多くはないため、一般的に想像されるライトマシンガンかというと微妙ですが、バイポッドを使って高精度でフルオート射撃を可能とするため使い勝手は非常に良い部類でかゆいところに手が届きます。味方と一緒に最前線で戦っていける突撃型の一挺だと言えますね。
 この銃に限らずバイポッドがついている銃は、伏せるか丁度いい段差に近づくとそこに二脚を立てて反動を抑え込むことができます。援護兵を使う上で多用する機能なので覚えておきましょう。

M1919A6

 250発というエゲツない装弾数から弾幕を繰り出すMMG(ミディアムマシンガン)。
 コイツ、というよりMMG全体がかなり特殊な武器で、バイポッドを展開しない限り腰だめ撃ちしかできないという縛りがあるためにかなりトリッキーです。どっしり待ち構えるぶんにはいいですが、敵に追いかけ回されたりするときは咄嗟に伏せたり委託できる段差を探す機転が必要になってくるでしょう。  ただし先に挙げたとおりこの装弾数からくる連射は凄まじい制圧能力があり、真正面からMMGに挑みかかれば数人まとめて葬り去られることは間違いなし。防衛ではチームに数人ほしい存在です。まあとりあえず適当な土のうに陣取って連射してみれば、この銃がどういうものでどう使ったらいいかはだいたい分かるかと思います。

次に解除される武器

 MMGのMG 34が解除されます。
 M1919A6の圧倒的個性には劣るところがありますが、反動のコントロールしやすさでは実に優秀で、MMGに慣れるという観点では良い銃です。
 


 ToWで追加されたなかでもイチオシはLMGのBARMadsen

 BARは装弾数がかなり少ないですが、モードの切替で高レートと低レートの使い分けができ、いろいろな距離に対応しやすい一丁ですね。
 一方、Madsenはバランス型のLMGで、初期でこそ少なめの25発装填ながら強化によって40発を装填可能。射撃性能も遠距離を意識した落ち着いた反動で、味方を弾幕で支援しつつ比較的高い精度で直接キルも狙っていけます。


斥候兵


 スナイパーライフルを持った偵察担当。いつものごとく、敵と距離をおいて戦っていくこととなります。

 本作BFVでは個人でのスポットシステムが廃止されてしまったので、味方に敵の位置を知らせるためには斥候兵のガジェットが必須となります。チームに必ず数人はほしいところ。
 ただし依然として手数が少ないために斥候兵が多すぎると敵の勢いを削げない欠点は残っているので、状況を見て出したほうがいい兵科ではあります。斥候兵が多いチームが負ける(辛辣)


Lee-Enfield No.4 MkⅠ


 まーたリー・エンフィールド使ってんのかオメーは!飽きねえな!(ちなみにこのあと1958年まで制式)

 前作BF1で登場した初期銃器・SMLE Mk.Ⅲから銃身等を変更したNo.4の初期型がこのMk.Ⅰですね。ゲーム内の性能でもそう変わったところはなく、弾が落ちやすい代わりにコッキング速度と装弾数に秀でる立ち位置も変わってません。
 クリップを使ったリロードが特徴で、5発ひとまとめにした金具を使いマガジンに弾を込めます。ただしスコープが給弾口の上を塞いでいると横から一発一発込めるため、リロードの速さを取るか倍率を取るかというところで悩みます。

 ボルトアクションライフルのなかでは比較的早い連射が特徴で、外してもリカバリーが効き、すばやく二発目を撃ち込めるところが長所です。

九九式有坂銃

 エンフィールドと比べて装弾数こそ落ちるものの、スコープが横にオフセットされるため高倍率スコープがクリップによる素早いリロードを邪魔せず両立できる優等生です。
 中途半端にリロードするより撃ってしまったほうがいっそ早く、遠距離に向けてガシガシ撃ち込めるため実際はあまり装弾数の少なさが気になることはないかもしれません。
 リーエンフィールドよりはいくらか弾が落ちづらいので、やや狙撃を意識しながら手数の多さを確保するには至適です。

次に解除される武器


 次に解除されるのはセミオートのModel 8。比較的接近戦に向く銃で、正確に当てられるならば突撃にも使いうるポテンシャルがあります。ただ装弾数5発が若干痛いところ……。

 ToWによる追加武器はピストルカービンのTrench Carbineが推しの一挺。

 ToWで追加されたものはどれも面白い銃ですが、Trench carbineは斥候兵が苦手とする近距離戦での対応力を大幅に上げてくれるため非常に高い価値があります。初期状態ではセミオートのみしか射撃モードがありませんが、セレクティブファイアを解放すれば斥候兵でありながらフルオート火器を手にすることができ、簡易的なサブマシンガンになります。味方とともに前に進んでいける貴重な装備になるでしょう。狙撃兵のコンバットロール効果でヒットした敵をスポットできるため、キルしきれなくても味方のサポートになる銃です。

まとめ


 実を言うとBFVは初期で迷走しまくっていた部分があるのですが、銃器バランスは結構よく、過去作ほどにぶっ壊れた武器というものがないところは非常に良いところなんじゃないかなと思っています。
 フルプライスでは勧めづらいですが、セール時期であればじゅうぶんおすすめできるので興味があれば始めてみると良いと思います。

 みんなもBFV買って僕と一緒に土嚢を積もうね……