12garage

主にゲームと映画についての雑記。

【R6S】おまえは、初心者からステップアップする【2021】

(2021/09/03 追記)
 おれはMEXICOを飛び回り積みゲーを消化する日々でたいへん忙しくドンタコスだが、さいきんア0クナイツコラボがあったこともあり、シージを始める人も少なくないだろうと思い立ち・・・・過去の記事を加筆しゅう正することにした。また、リンク先の初心者ガイドもガスパチョをすすりながら順次手直しするよていだ。



 よく来たな。おれは逆噴射エイク郎だ。不定期に好きなゲームの記事を書いて投稿している。ところでおまえは、レインボーシックスをプレイしながら初心者を脱出しようと思ったことがあるか?


 あるだろう。だが誰もおまえにレクチャーせず、どう練習するかもわからない。おまえはOKグ=グルに聞いてインターネットで調べようとしているうちにじゃあくな扇動アフィリエイトブログにたどり着き、全然関係ない無断転載スレッドを読み始めた。気がつくといつしかエイムアシストに飼い慣らされ、テロハントすらもろくにできなくなってソシャゲやベイブに溺れ、レインボー本来の生き方を何もかも忘れて・・・自分の頭で考えることすらも・・・・・やめてしまった。


 しかしおまえのなかにはまだタチャンカへの愛がうずまき、LMGをマウンテッドしたい・・・そんな熱意がくすぶっているはずだ。そうだな? だからおれは教える・・・MEXICOでの生きかた、そのひとつを。


当エントリでの文体は社会派コラムニスト逆噴射聡一郎氏をリスペクトしたものです。ためになり、刺激的な記事を投稿されているのでこちらからぜひお読みください。


もくじ


まずは基本を一通りやれ

 おまえが初心者を脱出したいなら、以下のことを…


 いや、やめた。リストアップはしない。代わりにまずこれを読め。話はそれからだ。


12garage.hatenadiary.jp


 おれは、おまえがどの程度の初心者か知らない。もしかすると完全な初心者で、ゲームを買ってインストールしているあいだにこのブロッゴを読んでいる可能性があるだろう。おれはPROなので綿密な市場調査を欠かさず、そういったことも予測している。
 だから、ここから先は「シチュエーションをクリアしてある」という前提で話を進めていくからそのつもりで読むことだ。終わっているならいい。まだならば、さっきのリンクに書いてあるからそちらを始めろ。


テロハントで白塗りマンを打ち倒せ

 さて、シチュエーションをクリアし、ある程度感覚をつかんだおまえは、いざマルチプレイに行こうとするだろう。


 待て。


 はやまるな。まずはテロハントをしろ。マルチプレイは完全なMEXICOであり、ひん弱なおまえを容赦なく追い詰めてくるだろう。おまえは銃の扱い方を知り、仲間たちと協力する方法を学んで顔面蒼白マンをたおし・・・それからメキシコに討ち入りしても遅くはない。
 "石の上にも文久三年、嘉永六年"・・・これは世界中のキケンなメキシコをCUBや後部座席で旅した伝説のカリスマ、ヨゥ=オオイズミのインストラクションだ。おまえもここでしっかりと練習すれば、きっと彼のようなバンジョー兄弟になれるだろう。

 テロハントの白塗りマンは、ガタが来た自動ドアのセンサーより人間を感知する能力が低い。つまり、ここの敵は、マルチプレイのプレイヤーより格段に弱く練習にうってつけだ。ここでPRACTICEし・・・ラウンド終了時におまえがきちんと生存しているようならば、まずは基礎の基礎ができたと言っても良いだろう。


過酷なマルチプレイに挑め

 おれはここまで、おまえたちを脅すようなことを言ってきた。それは事実だ。しかし、ここまで難関を乗り越えたおまえがマルチプレイするのをもう止める気はない。おれが言わなくても、勝手におまえが恐れをなすからだ。先程も言ったが、ここからのしんのメキシコ・・・・・MULTIプレイは、おまえを追い詰め、何度も血反吐をはかせるだろう。それはまるでタクシー・ドライバ0をさいなむ不眠症のようにおまえを責め立て・・・・・やがて心折れ、一発目のデートからベッツィーをポルノ映画につれていくやべーやつになるだろう・・・・・・。

 しかし、立ち上がるのは今だ。恐れるな。戦いに挑んで鋼の秘密を解き明かすのだ。たとえ貧弱なおまえでも、きちんと準備し、それを踏まえながらくりかえし練習すれば、必ずバンデラスになれる。
 カーテンのレールで腕からピストルがシャーってなるやつを作ったトラヴィスのようにな。


アンランクはちょうどいい湯加減だ


 さて、マルチプレイに挑むにあたっていくつかゲームモードがある。ここでいますぐ戦場にいくぞとばかりにクイックマッチに行くやつが多いだろうが、クイックマッチについては少し知っておくべきことがある。


 じつはレインボーシックスシージは、放置行為への対策が激烈にアマい。せっかく競技性の高さをウリにしているくせに、UBIのあほは真剣なマッチを破壊する放置プレイヤーへの対応は後手後手にまわっているという腰抜けのいち面がある。おれはIQが3億くらいあるのでなんでもかんでもいち面だけをみて評価する人間ではないが、発売からこれだけ経っているのに何もできていないのはざんねんだ。

 そうゆうわけでクイックマッチには屈伸放置という腰抜けのできそこないプレイヤーが溢れかえっている。こいつらはある方法で立ったりしゃがんだりを自動でくりかえし無操作によるキックをかわしながら、まともに遊んでいるプレイヤーに寄生して名声をかせごうという性根のくさったタルサドゥームだ。
 こうゆうマジの真剣勝負を台無しにするこざかしさも大概あたまにくるが、じっさいマッチをすすめる上でもこいつらにディッフューザーが取られると非常にめんどくさい。いちおうマッチ開始時にボタンを押せば任意のプレイヤーがディッフューザーを取ることができるが、それをしないと放置カス野郎をフレンドリーファイアでいちいち撃ち殺して奪い取らなければならない。弾のムダだ。

 クイックマッチは手軽な操作れんしゅうには良いが、ストレス源が非常に多いMEXICOなのでイライラしたくないならやらないほうがよい。


 そこでおまえたちにはアンランクをすすめておく。これはビンビンにやる気のある真のおとこたちがつどうトレーニングジムであり・・・・とんでもないマッチョが日々ストイックに己を鍛えている。
 アンランクはその名前のとおり、ゲームルール自体はランクマッチとまったく同じとゆうREALさがありつつも、ランクをつけられることはないので戦績を気にしたりあまり勝ち負けを気に病みすぎるひつようがない。完璧なゲームモードだと言える。はじめにお互いにマップをBANしあい、使用オペレーターの除外投票がすんだら試合開始する。ランクマッチの形式を踏襲しており、クイックマッチとランクマッチのシステムの違いを把握するのにもちょうど良い。


 ここの連中はすごくやる気があって結構なれているので動きを見るだけでも勉強になるし、クイックマッチと比べて屈伸放置がかなり少ない。これはアンランクが長丁場であり一試合あたりの時間が長いことと、とにかくすぐマッチングすることだけを主眼にしたクイックマッチよりマッチング待機時間が少しだけかかるので、放置してかせごうとするあほからすると回転率が悪くやるメリットがないモードだからだ。
 濃密なれんしゅうができ、さほど気負わずあそべる・・・・。銃をひっつかんで、おまえもいますぐアンランクを活用しろ。


自分のプレイを録画しろ

 もっとも手っ取り早いのは、おまえのプレイを録画し、それを見直すことだ。

 PCでプレイしているなら録画ソフトを使い、コンシューマ機なら録画機能とかがあるので、それを活用するといい。あるいは、YOUTUBEで配信をすると自動で記録がのこる。これを利用しろ。

 プレイしている最中はどうしても画面中央に意識が行ってしまい、小さな変化を見逃し物音を聞きづらくなる・・・・・・だから、録った動画でサーチANDアセスしろ。


 おまえがやられる前に、何かその予兆はなかったか・・・・・・破られたバリケードから差し込む光、敵がガラスを踏む足音、リロードのし忘れ、強化する場所の誤り・・・・かならず、おまえが死んだ理由があるはずだ。
 さらに、おまえが早く死んでしまったなら、味方のプレイを眺めることができるはずだから、録画することでその味方のプレイも繰り返し見ることができる。決断的にアーカイブし、テクニックを盗み取れ。


テロハントを再度、活用しろ

 初心者がなかなか上達できないのは、すぐに死んでしまい、実際の操作時間が短くなるからだ。

 おまえはある程度、おれの書いてきた記事や攻略サイトォーで得た知識があたまに入っているだろう。しかし、それを操作しながら体に覚えさせ、悪党の眉間を自然に撃ち抜けるようになるまでには、プレイしながらおまえの腕に落とし込む作業が必要だ。

 ところが、レインボーシックスでは死んだ人間は生き返らない。ラウンドが終わるまで、おまえの死体は荒野に晒され、ハゲタカについばまれるままになる・・・・・メキシコは非情だ。
 つまりマルチプレイでは、おまえは「すぐに死ぬ」→「腕を磨くための操作時間が足りない」→「なんてことだ・・・帰ってパラッパラッパーしよ」の悪循環に陥りやすく、ドツボにはまってしまうことだろう。そしていつしかレインボーをやめ・・・・・野性とかするどさをうしなったおまえは、酒とベイブにおぼれ自堕落な生活をおくるようになる・・・・・・。


 そこでテロハントだ。ここでならそう簡単には死なず、思う存分その体にテクニッコを叩き込むことができ、オペレーターの特徴を試すこともできる。物足りなくなったら難易度をハードにするのもよい。ここで再度おまえ自身を鍛え直し、自信をつけることができれば、マルチプレイでもすぐに死ぬことはないはずだ。このゲームではとくにヘッドショットがだいじになってくるため、ヘッドライン(あたまのある位置にひかれた水平線という意味だ)に照準するクセもここでつけておくといいだろう。じっさいおれもさいきん復帰するにあたり、ここでウォーミングアップした。

 かつてはそこまでオペレ0ターの数も多くなかったが、シージもじつに5年の歳月を経てチョー大所帯になった。そうするとひとりひとりのアビリティをいちいちマルチプレイで練習しながらつかむのは難しい。テロハントではおおまかに「このバンデラスはなにができるのか?」を把握できる。情報の把握は大事だ。リーアム・ニーソンも96時間で家一軒分の電気をぜいたくにつかい情報を仕入れている。


まわりのやつはだいたいおまえより上手いから気にするな

 これは、べつに「おまえがヘタクソだからレインボ0やめろ」的なことを言っているのではない。単純な事実を話している。

 考えてみろ。おまえが自分自身を貧弱だと思うならば、相対的に、おまえのチームの味方4人はおまえよりバンデラスだということになる。ということはむしろ、弱いおまえよりバンデラスのほうが重い責任を背負っているはずだ。そんなバンデラスが、少なくともおまえ以外の4人もいるのに勝てない・・・・・・つまり、たまたま敵チームがよりバンデラスで、なんかチャック・ノリスとかが混じっていた・・・・・ただそれだけのことだ。


 おまえはたぶん、まだクリアランスレベル(なんか経験値で上がる数字みたいなやつだ)が20とかそんなものだろう。安心しろ。そのあたりのプレイヤーに、やたら多くを求めるやつはいない。「自分が初心者である」という期間を利用しろ。だいたいクリアランス50以降になるとだんだん言い訳ができなくなるが、それより下のレベルであれば責を問われることはあまりない。

 大丈夫だ。数をこなし、次に活かせ。


中級者から上級者への道

 正直なところ、これについてはおれが聞きたい。なぜならおれが、まさにいま中級者だと自負しているからだ。
 だが、あくまでステップアップ記事をしっぴつしている以上、何も書かないというわけにはいかないだろう。そこで、ここからはおれがやっているソリューショッンをすこしだけ教える。ごましお程度に参考にしてくれ。


感度を見直せ

 これは、けっこう見落としがちなPOINTだ。おまえに合った感度、そしてレインボーならではの感度に再調整しているか?

 レインボーのデフォルトの設定では、じつはY軸(画面の縦軸のことだ)の感度がX軸より低い。オーバーウォッなんとかならそういう設定でもいいが、ことレインボーシックスでは縦軸もかなり使うことがあるので、X軸Y軸ともに同じ数値に揃えておくのがいいだろう。


 また、レインボーシックスにおいては腰だめ撃ちがあまり当たらないので、必然的にサイトを使って照準することになる。つまり銃を構えていない平常時は精密な操作がいらず、即応性を求められると言っていいだろう。
 よって、ふだんの感度を高くしておき、ADSするときの感度だけかなり低めにすれば、「状況に応じた使い分け」ができるようになると言えるだろう。ベストな感度は人によるが、これ自体は覚えておくと便利な設定だと思う。


いちどクールダウンしろ

 おまえが24時間ぶっ続けでジョニーは戦場へ行った上映マラソッンでもできるというなら話はべつだが、たいてい、人間の集中力には限界がある。アズールでさえ刺客を片付けたあとはコロナビールで一息つく・・・・・屈強なメキシカンでも一休みはするものだ。
 おれはどうも不調だと感じ始めたら、試合が終わりしだい一度マッチから離れ、コントローラ0を置き、遠いメキシコに思いを馳せる・・・・バイク、ギターケース、女。あるいは、コーヒーを一杯、テキーラを少々・・・・・なんでもいい。おまえも好きなものでこころを満たせ。風呂に入るのもいい。


 ひとやすみして鋭敏さをとりもどしたおまえは、プレイの反省点を思い返しながら、ふたたび戦いに挑めるようになっているはずだ。それでも調子が悪かったら、電源を落として一眠りしろ。べつにレインボーはおまえのもとから逃げたりしない。


ランクマッチに挑め

 しんのおとこを目指すならば、ランクマッチは避けて通れない。ここで己をきたえ、成長しろ。

 成長というとおまえはすぐそうやってあほなブラック企業とか他人をカモにしてよろこんでいる腰抜けコンサルタントを思い浮かべるだろうが、ランクマッチがもたらす経験はそんなおためごかしのハリボテ成長とはわけが違う。ランクマッチをプレイしたおまえは、自分からこう思うようになる・・・・・"バンデラスになりたい"と。


 たしかに、ランクマッチは荒野であり、乾燥した空気がひりつくメキシコの中のメキシコ・・・・・・おそろしい魔窟ではある。おれもかつて、のこのこと迷い込んであっという間にあたまを射抜かれた時代があった。ただし、このメキシコはフェアだ。チームキラーや荒らしは徹底的にペナルティを課され、またクリアランス50にならないと参加できないため、捨てアカウントによる特攻もない。おまえに対しても、おまえ以外に対してもこのメキシコは平等にきびしいのだ。


 また、最初の数戦はマッチングがおかしいと感じるかもしれないが、おまえの腕前を計算してだんだん適正な相手とマッチするようになる。慣れてくれば、ヘタにカジュアルでゴリラプレイヤーと遭遇するより、じつはランクマッチのほうが気楽な戦いをできるという面もあるだろう。
 このMEXICOは、いわばコロッセウム・・・・・おまえというグラディエーターとタイガーがぶつかり合う、危険とスリル溢れる闘技場だ。10戦してランクが確定するころには、腰抜けだったおまえも蛮人コナンにも劣らぬ顔つきになっているはずだ


さいごは運だ

 初心者から中級者になるのは順調に進むが、そこからは非常に長い。これはおまえもいま身に沁みて痛感していることだろう。


 ここまできたおまえは、ある程度自分の欠点を理解し、一試合ごとに己の反省点を洗い出す能力を身に着けている。しかしそれに流されすぎてはいけない。戦いとは、つねに鋼の秘密・・・・・剣や銃とともにある。そしてまた、LUCK・・・・・運命も味方につけなければならない。
 どうしても、ほんとうに何をどうやっても勝てないときもあれば、全く油断しているのにたまたま敵の後ろを取れることもある。それもまたMEXICOだ。あまり思いつめず、少しずつバンデラスへの道を目指すといい。


 ちなみに、実際の特殊部隊のノウハウが役に立つこともある。かつてWW1でイタリアの精鋭アルディーティ部隊は、グレネードを投げ込んでから敵陣に果敢に突っ込んでいったという逸話があるが、敵を動揺させるにはそういうのもいいだろう。使えるものはなんでも吸収しろ。あとは祈れ。




 今回の講座はここまでだ。なぜならおれは、お前が初心者を脱出するまで待っていられるほど悠長な男ではないからだ。ここは過酷なメキシコだ。イェーガーのやつが窓からおれを狙っていて、お前をスポ0ンキルに巻き込むわけにもいかない。だからまずここに書いたことをしろ。己の牙を磨け。

 自分のやり方を確立し、それを誰かに教えたいと感じ始めたとき・・・・・すでにおまえはメキシコで生きるすべを知っているはずだ。フィール、ザ、シージ・・・・・・もはやおまえとメキシコはひとつになった。


 おれのつたえたいことは、以上だ。