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主にゲームと映画についての雑記。

FPSでスナイパーライフルをなんとなく使いこなした気になれるコツ

いろんなFPSをやってると、なんかこう、スナイパーをやりたいって方がいらしてですね。たいていBBSとかゲーム系迷惑サイトとかで槍玉に挙げられて大荒れして、肝心要のコツがよくわかんないまま「もういいや…」ってなるじゃないですか。なってたんですよ。この前あるゲームのwiki見てたらね。こういうの何年も繰り返し見てると「なんだかなぁ~」ってなるじゃないすか。
スナイパーをうまく使いこなしたいって方もいらっしゃるんですけど、「とりあえずやるだけやりたい」って人もいるだろうし、そういう方に向けてユルく手引きを書けないかなと思ったので、なんとなく書いていきます。

手間がかかって僕がダルいので画像を載せたりとかはしません。適当に書いてるので皆さんの方でアテにしたりしなかったりしてください。

そんじゃあユルくやっていきましょう。


まあ、あるじゃないすか。スナイパーライフル。SniperRifle.
これね。スナイパーライフルって書くとかったるいからSRって書いたりするね。有料ガチャで上から二番目くらいのそこそこ出るやつみたいな表記になったね。

んでまあ、なんやろね。とりあえず使おうか、SRを。

とりあえず装備選択画面をひらいて、装備して、戦場に出るじゃんな。撃ってみよう。すごい!銃声かっこいい!こんなのが当たったら敵はひとたまりもないぞ!  
でもヤバい!当たらない!何がヤバいって一発しか出ない!次の発射までに時間がかかる!!なんやコレ!こっちが先に撃ってるのに倒せない!!ふざけてんのか!!!!おいコラ!開発陣!!ナメてんのか!おもっくそ使いづらいやないか!!
もうええわ!拾った銃でも使ったるわ!……お?強いでコレ!?この銃強いやないか!しかも使いやすい!なんでワイは今までスナイパーライフルなんて……   
  
  
  
  
このくらいにしようね。あんまり小芝居やるとネット黎明期の個人ホムペみたいになっちまうでな。ドン引きされるからやめようね。

そう、スナイパーライフルってのはキルができるかどうかとか、向上心だのなんだのは置いておくとしても「使いづらい」という問題が常について回る。とてつもない威力があるにしても、弾がバラまけないのでとにかく当たらない。当たらないので敵を倒せない。それどころか銃声に気づいた敵は自分の方に向かってくる。弾丸の雨にさらされて、自分が倒されるハメになる。これではあまり面白くないだろう。

と、いうことは、SRが使いづらい銃である、ということを「どれだけプレイヤーがカバーしてあげられるか」。これが気持ちよく戦っていくためのポイントになってくるわけだ。


だだっ子なスナイパーライフルと付き合っていくには


まあ、上の方の序章で書いてきたとおり、SRというのはとにかく使いづらい。

別に、これは初心者だから悪いとかいうことではなく、誰が使っても使いづらいものなんですよ。ほんと。上手い人が使ってもそう感じるもんなので、初心者がうまく扱えなかったからといって気にすることはないんよ。

そんで、この使いづらさを解消していくためにはいくつか方法があるので、箇条書きでとりあえず並べとくね。あとで一個ずつ説明するからね。

  • 他の銃で練習する
  • 指南書をよく読んでおく
  • ハンターとしての考え方を身につける
  • 味方の動きを意識する


他の銃で練習する

ヤダ。最初の一個目に挙げちゃったけどコレすげーーーー書きたくない。だってこのエントリあれだもん。ユルくやっていくのが目的だし。それに僕は初心者に「練習しろ」って言うのがスッゲー嫌いなんですよ。いや練習しとるわ!練習しててもダメなんじゃ!!って思うじゃん。僕もいつだったかFPS始めたときに思ったよ。これだけは言いたくないって…

だけどなあ…これがド定番なんだよねぇ。サブマシンガンアサルトライフル持って走り回ったほうが地力がつくんだよね。ほんと。悔しいんだけど。

まあ、しょうがない。理由を知っておくときっとイヤな気持ちも薄れてくると思うので、僕なりに説明させていただく。
なぜ他の銃で練習することがスナイパーライフルがうまく使えるようになるか、というと、コレ、総合的な基礎力がつくからなんだよね。たいてい荒くれ者のFPSプレイヤーは「初心者はエイムが足りないから」とかいうケツの青い若造はミルクでも飲んどけウェッヘッヘみたいな一言で済ませてしまうんだけど、初心者にとってはエイミング能力だけではなくて「判断力」「対応力」も必要なんですよ。

なんか意識高い系の起業家みたいなこと書いちゃったね。ごめんね。わかりやすく書くと、楽しくSRを使うには狙いをつけるチカラだけでなく「こういうときは、こうするといい」というパターンを覚えることも重要だということなんだよね。その機会を得るためには、扱いやすいSMGやARのほうがいい。

たとえば、敵と正面から戦うよりは、回り込んで後ろから撃ったほうが不意打ちできて良いよね。じゃあ回り込むことにしよう。だけどスナイパーライフルを抱えてえっちらおっちら走っていると、どうしてもサブマシンガンなどより移動スピードで劣ってしまううえ、うっかり敵に見つかったときにサッと反撃に切り替えることができない。そう、連射できないから、そして腰だめ命中率が悪いから、だね。これじゃあ敵を倒す練習にならない。

なので、いきなりスナイパーライフルの練習をする前に、いったん他の銃で「敵を倒す練習をしよう」ということなんだね。これができてくれば、扱いにくいSRもちょっと使いやすくなってくるわけだ。

では、具体的にどういう銃で練習すればいいかというと、まずサブマシンガンで近距離から敵を倒す練習をすると良い。これに慣れてきたら、次はアサルトライフルで中距離……まあ、ちょっと遠くから敵を倒す練習をする。これがある程度いい感じにできてきたら、スナイパーライフルを使い始めるとスムーズじゃないかな。


指南書をよく読んでおく

まあ、これについては、検索してこのページを読んでいる時点で大丈夫なんじゃないだろうかとは思う。実際に練習するにしても知識を頭に入れながらやったほうが飲み込みが早いし、色々読んでおくと良いと思う。

ただまあ、このページは気楽に始められるようにテキトーに書いてるから、結構省きまくってる部分がある。ドラッグショットとか偏差射撃といった肝心なことはまるで書いてないからね。
なので、「上達したい」と思ったらいろんなゲームのwikiにある初心者講座を読むと良いかもしれない。別に他のゲームが悪いってわけじゃないけど、個人的にはバトルフィールドシリーズの初心者講座はどのゲームでも通用する部分が多いのでオススメかな。

あと、とあるクランさんのこちらの指南ページはわかりやすいし僕自身すっっっっっごくお世話になったので、オススメしておきます。


ハンターとしての考え方を身につける

いやあ、やっと狙撃の話ができるわ。おまたせ。何の記事書いてるのか途中でわからなくなりそうだった。

そんじゃあここから専門的な話をしていきましょう。

ちょっと歴史というか、ミリタリーネタになってしまうけど、そもそもスナイパーという考え方や概念は、じつはアメリカ独立戦争くらいまでは無かった。それまでの銃は「みんなで列を組んで並んで、一斉に撃ちましょう」というものだったからだ。
しかし独立を志すアメリカ大陸軍はここで違うことを考えた。「すばしこく動き回る鳥や動物を狙い撃てる、それでいて自分の気配を消せる優れたハンターたちを、隊列にこだわらずもっとピンポイントで有効活用できないだろうか」……そう、ここが今日まで続く「狙撃手」のはじまりだと言われている。

まあ、こういったミニットマンの話とかはまたの機会においておくとして、「スナイパー」はもともと「ハンター」である、ということをよく理解してほしい。

そう、つまりジ~~~~~ッと遠くからスコープで敵を睨んでいればいいというわけではなくて、自分の気配を消しながら、居場所を知られたり射撃を外したときはすぐに他の場所に隠れなおすといった能力も必要になってくる。また、よく地形を理解して、狙撃に適したポイントをいくつか見つけておいたり、獲物が通る道も注意深く見つけていく必要がある。急に襲われたときに、とっさに予備の武器で戦う能力もあったほうが良い。

SRを使いこなしていくには、このように射撃の腕だけでなく「野外活動能力」「気配を消す能力」「自分の身を守る能力」も鍛えておくと、楽しく狙撃をやっていけるだろう。

味方の動きを意識する

もしかしたら、鋭い人はもう気づいてるんじゃないスかね?
そうよ。悲しいけどスナイパーってね、弱いのよ……。(マツコ口調)

狙撃手は、身を隠しながら戦っていくという関係上、どうしても目立つ味方とは一緒に動きづらいし、狙撃するときに一度立ち止まる必要がある。つまり、ただでさえ同時に多数の相手を倒しにくいうえに孤立しやすい兵科になってしまう。
たとえるならクラスで二人組作ったときにいっつも余るやt……やめよっかこの話題。

と、いうことは、その部分を意識して、味方の「少し後ろ」についていくことを考えると良い。そうすれば味方が前衛として攻撃を受け止めてくれるので、安心してサポート役に回れる。
さらに、前衛の味方にとって厄介な敵を優先して狙撃してやれば、味方が盾役として長く生存して働いてくれるので、自分にとっても利益がある。固定機銃とかバンカーとか、土嚢や壁から撃ってくる敵なんかは優先して狙撃してあげよう。




まとめ


すげえ長いわこの記事。全然気楽じゃない。ユルくねーわ。たぶん大半の読者ここまでスクロールしてるよ。このままだとよくわかんないところに2016年度下半期ベスト・オブ・クソ寒い記事として晒されかねないのでカンタンにまとめていきましょう。

  • スナイパーライフルはそもそも扱いづらい銃なので、使い方を特によく勉強していこう
  • サブマシンガンなど他の銃も練習すると、スナイパーライフルの練習にもなる
  • いろんなサイトに講座があるので、いろいろ調べてみよう
  • 敵を狙うだけでなく、狩人のように移動したり身を隠す方法を覚えよう
  • 肉の盾……もとい味方を助けると自分の寿命も延びる

ああ、これだけにまとまっちゃったわ。五時間も書いてたのにこんなまとまったら切ねえよ。つらい。

なんだかんだ書いたけれど、のんびり練習すればある程度当たるようになるので、ほどほどくらいに頑張って楽しんでいきましょう。まあ大丈夫です。一気に根を詰めてイヤになってやめるよりは、好きなときにやって長くモチベーションを維持したほうが最終的にはうまくなります。

あと、狙撃手の起源のような話をしましたが、狙撃手列伝(←アマゾンのページに飛びます)という本にもいろいろ面白いことが書かれてるので、どっか図書館かなんかでちょっと読んでみると面白いかもしれません。

そんじゃあまた気が向いたら書きます。
じゃあの。