12garage

主にゲームと映画についての雑記。

WARZONEでおまえは過酷なMEXICOをサヴァイヴァルする

 よくきたな。おれは逆噴射エイク郎だ。おれは毎日すごい量のツイ0トを投稿しているが、だれにも読ませるつもりはない。仕事に追われて気がついたら前のエントリから4ヶ月くらい経っていて、そんなこんなの間に同期や推しのクリエイターがどんどん結婚してBABY ができたりするのに焦っていたりはしない。断じてだ。

※記事のリスペクト元:[逆噴射聡一郎先生](https://diehardtales.com/n/ncf1198d9e570)

独特な観点からレビューをおこなう社会派コラムニスト。しんのおとこでありゲーマー。

 おれはさいごにファイト・クラブを観てから・・・・・・労働と残業のかなたにすべての心を置いてきた。コピー・コピー・コピー。そうやっていつのまにか飼いならされ、しんのおとこの魂はねむり続けていた。SAYONARA・・・・。だが最高のインタラクテブゲーム、Sayonara Wild Heartsがとうとつに姿をあらわし、テクノバイクに乗りてきめんにアガル音楽をブンブン鳴らしながらおれのたましいに火をつけ去っていった・・・・・。

 そしてふたたびGET WILDしたおれの前に立ちはだかったのがCall of Duty Modern Warfare WARZONEだ。Call of Dutyといえばどう考えても人を殺すための構造をしていて三秒以上たちどまっていると爆発するパイナップルやリンゴが転がってくるテレビ局にとつげきしたり、足が速い青ジャージを追って紛争地帯をアリス・イン・ワンダーランドするゲームであることが世界的にしょうめいされているため、おまえも名前を聞いたことくらいはあるだろう。ちなみにこのタイトルはかつてそんざいしたModern WarfareをModernにしたリブート版で、同じ名前だがR・E・A・Lな現代の対テロ戦争を対象としたストーリーになっているため中身は違う。おれはしんのおとこであるのですでに購入しており、ジンをちびちびやりながらたまに起動して遊んだりしていた。
 ところが、WARZONE・・・・・こいつが追加された。これは完全に特しゅなモードであり、最近流行りのバトルロワイワルだが、なんとスタンドアロンで無料配信もされている。通常、F・P・Sの対戦はチームごとに分かれたり分かれなかったりし、決められた中程度のマップないでGUNを撃ちたたかう・・・だが、WARZONEは違う。お前をふくめ150人ものMEXICO人がこう大なマップに放逐され、最後にのこるしんのおとこをきめようじゃないかとゆう野蛮でバンデラスなルールになっている。おれはこの危険なニオイにつられ、ウルジクスタンへと身を投じていった・・・・。

 今回はそんな生き残りをかけたたかう真の男のためのゲーム、CoD MWのWARZONEモードの話をする。




ニンジャじゃないけど無料

 おれはMWがはつばいされてからシーズン1に差し掛かったあたりで買ったので、まあ、MWにやたらくわしいわけではないが知らないわけでもないという立ち位置にいる。そのおれからしても言えるが今作はかなり今までとは勝手が違う。

 ところがWARZONEはとうとつに無料配信され、いきなり降って湧いたドリトスに右往左往しているやつらもいることだろう。おれはくわしくは知らないが同接数もバキバキに上がっており、ほかのバトロワの初動をこえたんだかこえてないんだかというような話を聞いたこともある。そこでおれはウルジクスタンにまんまとやってきたニュ0ビーたちにこのMEXICOのおもしろさをつたえるため、ほんのすこしだけガイドを書くことにした。
 だが、勘違いするな。おれはチュートリアルおじさんではないしおまえのママでもない。なんでもかんでも書いたりはしないし正しい内容かどうかも保証しない。おれは普段から自分のあたまでかんがいてものを書いているから誤字などありえないが、スマッホの予測変換に飼いならされ文字ひとつろすくっぽまともにタイプできなくなったおまえあちの面倒など見ない。ここでわからないことはじぶんで調べたり人にきけ。MEXICOの荒野はひじょうだ。

 さて、まず最初のガイドとしては、容量のデカさのせいでWARZONEのダウンロードォーにはハチャメチャ時間がかかるのでこの記事を読みながらもうインストールを始めてしまったほうがいいとゆうことを教えておこう。


CoDはなんかいろいろ変わった

 おれがひさしぶりにシリーズに舞い戻ったら、CoDはなんかいろいろ変わっていた。スーパースプリントとかなんか・・・・いろいろだ。これはおまえたちにとってもそこそこ重要そうなので少し解説する。全部挙げると長そうなので、バトロワに関係するであろう部分だけだ。

  • 弾速の概念がある

  • ドアが実装された

  • 銃のカスタマイズ自由度が広がった

  • スーパースプリントができるようになった

  • 依託射撃ができるようになった


 まず弾速についてだ。これはかなり大きな違いだと言っていい。いままでのCoDは撃った瞬間に弾丸と称したすさまじいレーザービームが飛んでいき敵がしぬ、いわゆるヒットスキャンという方式になっていた。これがなくなった。ほとんどの銃には弾速のがい念が適用され、ちゃんと弾の速さに応じて敵に当たる。だからとうぜん弾速をさげるアクセサリをつけたGUNなどは遠くの敵にあてにくくなるという格好だ。


 つぎに、ドアが実装された。・・・・・ドアだ。CoDのドアをよーく思い出してみると、じつはムービー中に開けたりインタラクトボタンを押してリアルタイムレンダのイヴェントとしてドアが処理されているので、「自分のタイミングでドアを開けて突撃する」というのがあんまりなかったりする。MWは違う。ドアを開けられるようになった。なんか・・・・ドアを開けられるようになった。大事なことだから二度言った。
 おまえたちは「あっ・・・こいつ遂に脳までサルサソースに・・・・」みたいな目で勝手におれをアワレんでいるかもしれないが、けっこう大マジにこれは状況を変えた。ドアを開けるときに少しずつ開けたりブチ破ったりできるので、ちょっと開けてフラッシュバンを投げ込んだり、ストックでぶんなぐってブリ0チングしたりとおまえの対応力が試される要素になっている。言うまでもなく、ウルジクスタンには建物がたくさんあるし、建物があるなら入り口があるし、そのなかには物資が配置されている。物資があればそこには誰かが来る。そういうことだ。


 銃のカスタマイズについてだが、これはほんとうに変わった。カスタムクラスからPick制がなくなったこともでかい。いままでは2個とか3個のアクセサリを、カスタムクラス全体のコスト上限を気にしながらつけたりしていたがその縛りはなくなった。ひとつの銃ごとに5つまでのカスタムパーツがつけられるようになったので、性能も見た目もおまえ好みのGUNをグッとつくりやすくなったと言える。
 また、設計図によってすでにカスタムしてある銃をすぐ使うこともできる。銃のアクセサリは使い込まなければ開放されないが、課題ミッションをクリアしたりストアで買うと最初からカスタムされた銃を手に入れることができる。性能的にはおなじパーツを付けた銃と変わらないものの、手っ取り早く使えるのはおおきな利点だと言っていい。
 もちろんWARZONEにも、サプライドロップを呼ぶことでバトルロワイワル中にカスタムクラスの持ち込みができるし、プランダーなんかは最初からカスタムクラスの装備を握っているのでかなり重要な変化だ。


 スーパースプリントは素早く2回スプリントボタンを押すと、短時間全力猛ダッシュをするというものだ。WARZONEではやばい場面でケツまくってトンズラするときなどによく使うので覚えておくといい。依託射撃についてはチュートリアルチュートリアルおじさんが教えてくれるので詳しくは書かない。遮蔽物に銃をつっかけて反動や手ブレをおさえられる。

主な変更点は、まあこんなところだ。



荷物をまとめてさっそくウルジクスタンに飛び込め

 あれこれと考える必要はない。バトロワを覚えるならバトロワに飛び込んだほうが早い。まずは一回やってくればいい。

 というのも、バトロワというジャンルは定石とか立ち回りをパパッと聞いて覚えることが難しいジャンルだからだ。そもそもバトロワがヒットした理由というのも、それまでにあまりそういうゲームがなくあたらしいルールの対戦ゲームであるためにノウハウが薄い中でのガチンコ勝負が生じたりしていた部分にもあり、現場での思いつきやアドリブを自分のなかでテクニックに昇華していくところも楽しまれている。よっておまえは余計な知識なしでバトロワのわけわからん一番たのしい時期をあじわってきたほうがいい。

 ところがWARZONEは3人チームでマッチングされるため、ネットの知らんおっさんとかお子さんとかお姉さんとかと協力しなければならない。行きずりだしべつにたいして何も言われないことがほとんどなので気にせず行ってくればいいが、臆病すぎるやつはこの時点でじぶんの責任とかまだ来てもいないファンメールを送りつけられたりすることにビビり上がっているかもしれない。そういうかわいそうなやつが「FPSこわ・・・・帰ってパラッパラッパーしよ」とかなりだんだん酒場でくだを巻いたりフルーシ道場で怪しいカラテエクササイズをするようになっていくことは歴史が完全にしょうめいしている。
 そのため、そういうどうしても立ち回りをあたまに入れておきたいやつに向けてひとまず基本のキの字だけを軽く書いておく。


おまえは最初とくになにもしなくていい

 バトロワをまったくやったことのないやつは薩摩の戦闘マシーンのごとくそのへんにいるおっさんに初期ピストルで襲いかかったりするが、たいてい運悪く相手がMW本編をやり込んだ変態で早速ショットガンで全身透過素材にされ泣き寝入りをしたりする。それもいい経験だがひとまずここでは触れない。
 かいつまむとこれはバトロワというものを性急にとらえすぎた結果だ。たしかにおまえは生き残らなければならないが、だからといってせっせとライバル減らしにいそしまなくてもいい。そもそもここはCall of Dutyという他人を銃で撃ちたくてしかたがないサイコとかウォーモンガーがヒャッハーしているMEXICOで、そこらへんを治安の悪いモヒカンがウロウロしているゲームなのでしぬやつは勝手に野垂れ死ぬ。不要なリスクと弾薬をついやさなくてもおよそ半分以上のプレイヤーは豆腐の角にあたまをぶつけたりキアヌに撃たれて死んでゆく。

 つまりバトロワとは、ある一定以下の人数になり状況がこう着してくるまでは、ほぼ何もする必要がない。いや、正確には物資あつめをしたりする必要があるので忙しいのだが、少なくともやたらめったらそこいらのおっさんと戦う必要はない。逆に言えば"そこから"の行動を煮詰めることがだいじだ。


大地にたどり着くまでに

 おれはけっしてリョナラーとか人をボコボコにするエロ本を読んで興奮するような変態ではないやさしい人間なので、バトロワで開幕すぐ死んでしまうやつのやりがちなミスを教えておく。

 それは、なんとなく人口過密地域に降りることだ。まずこれだ。これをやるとたいていこの先生きのこれない。これからも順調にクリームパスタにマッシュルームとかをいれてキノコっていきたいなら、まず大都市に突っ込んでパリピになるのをやめたほうがいい。
 マップ上の大都市とかにはかなりの確率でいいアイテムが出るボックスが置かれたりしている。それは確かだ。だからある程度慣れて腕に自身のあるプレイヤーなんかはあえてここを狙ったり、逆にすぐに死ぬこと覚悟で他プレイヤーと衝突し、経験値かせぎをしたいデスウィッシュ野郎などは軍事基地とかにモリモリ集まってくる。
 ということは、そういうところに行かなければ競争率は低い。落ち着いて後のことを考えたり、初動を安定させたいなら田舎町とかに降りたほうがよいということになる。仲間が降りてしまったのならしょうがないが、避けたほうが敵とかちあうリスクは減る。


頭が高い

 とはいえ、いくら人がいないところをえらんで降りても、あとからついてきたストーカーのおっさんとかにケツを狙われ戦闘を吹っかけられることもある。降りて早々におまえの気配を察したトリガーハッピーキチガイが突っ込んでくることもあるだろう。そういった戦闘をよぼうするためには、まず現在地を気取られないことだ。こっそりと行動して場所を移し、建物や段差に姿を隠す・・・・。こうすることで近くの敵もおまえを探すのを諦めるかもしれない。
 ところがおまえときたらノッシノッシとピサの斜塔みたいな頭をゆらし、道のど真ん中でアイテムをおっぴろげておシャンティにピクニックを始めたりする。意識とあたまの位置が高すぎる。これはよくない。マップがだだっ広いゲームで突っ立っているのは周囲に見つけてくださいと言っているようなものだ。逃げたり仲間に追いつくために走ったりするんじゃないならとりあえずしゃがめ。
 しゃがむという行動は、単純に見つかりづらくするだけでなく足音を小さくしたり、投影面積を減らして敵の銃撃をあたりにくくする効果もある。さらに銃の反動も少し小さくなりスコープの揺れも抑えられる。急いでいるとき以外は何もいいことがないので不要不急の棒立ちはやめ、ひらけたところをウロウロするのは控えたほうがよい。


胸から上を狙え

 おまえがそもそもFPSをまったくやったことがなく狙いもおぼつかないなら、とにかく敵の中心あたりを撃てばよい。それがもっとも当たる。

 だが、それでは正直なところ不足だ。いわずもがなベストはあたまを撃ち抜くことだ。

 WARZONEでは、初期状態ですべてのプレイヤーがア0マーを2ゲージ持っている。さらにプレートを拾い集め補充することもできる。するとどうなるか?GUNで撃ち合ったときの必要弾数が増え、いつまでも撃ち続けなければならないということになるだろう。これがただのチームデスマッチなどなら知らないが、ちんたら銃撃戦を続けているとおまえと相手の位置はミニマップに煌々と赤点で照らされつづける。危険だ。
 もっと悪いのが、そもそもWARZONEは3人で1チームだということだ。おまえが仮にプレートを着込んだ敵と1対1でからくも刺しちがえたとして、まだふたりの仲間がそのへんをほっつき歩いているし、その間なにもしていないはずがないので、おまえが死にかけながらせっせとプレートを詰めているすがたにもう照準を合わせている。時間がかかればかかるほどやはり待っているのは死にほかならない。

 つまり、戦って、戦ったあとも生き延びなければいけないバトロワにおいては、ヘッドショットでサクッと短時間で勝負をつけることの重要性ははかりしれない。「銃撃戦なんてものは屁のこき合いだ」真の男であるレームもそう言っている。できるかぎり胸から上をねらうべきだ。


つかいこなせそうな銃を拾え

 まずはフルオートの銃をひろい、使い込むのがよい。マップですぐに拾えるのはおもにM13とかMP7あたりだ。これらはよりよい銃を拾うまでおまえの身を守る。

 「おれはPROだから・・・・一撃でしずめるさ・・・・・」とかブツブツ言いながらショットガンとかマークスマンライフルをひろうやつがいるが、これはタルサドゥームの罠なので相当自信がないかぎりはやめておくべきだ。そういうのはガンダムに乗ってるイカれた天パ以外はそうそうできない。さっきも言ったが、WARZONEのプレイヤーは皆カッチカチなのでそう簡単に一撃死しない。ダイミョウザザミの甲殻くらいふざけた硬さなので最悪の場合RPGがあたっても死なないことがある。セミオートの銃は一発一発正確に当てねばならないが、レートが低く出会い頭でのあがきも利かない。とうぜん他のプレイヤーもあほではないので狙撃されていることに気づけばさっさと隠れる。であれば、ポンプアクションのショットガンを持つよりもサブマシンガンをイチかバチかドバババとぶちまけたほうがまだ当たるということだ。M13やMP7はレートが高い代わりに威力がひくいのでどうしても一発の火力がほしくなるだろうが、はじめのうちはフルオートのものを握っておけ。それからよりよいGUNを探したりするのがかしこい。

 いくつか拾うGUNについてアドバイスするなら、装弾数が多いものをおすすめする。これは単純な手数に利点があるだけでなく、まぐれヘッドショットも狙えて、さらにアーマーを削りきりながらとどめを刺すところまでノー・リロ0ドでいきやすいからだ。とくにLMGなどがこれに該当する。それから、サプレッサーがついているものは非常に強力だ。サプレッサーつきの銃は銃声がちいさいし撃ってもマップに映らないので、敵に仕掛けたとき気づかれるのが一瞬遅れる。運が良ければ交戦中の相手のチームメイトも気づかないかもしれない。弾速や射程距離にデメリットはあるが、よさそうなものがあれば持ち替えてしまうのが吉だろう。


カスタムクラスを作れ

 WARZONEから始めたおまえはついつい見逃しているかもしれないが、バトロワのさなか、ひろった通貨を消費してサプライドロップをようせいできる。これはあらかじめ作っておいたカスタムクラスという装備セットからフルカスタマイズした好きな銃とかパーク能力を得ることができるもので、ねらった装備を獲得できる確実さもあり極めて重要な物資だ。さっきせつめいした装弾数についても、マガジンを改造してふやしたものを用意しておけば心づよい。
 カスタムクラスから選ぶことができるので、とうぜんカスタムクラスを編集しておかないとただの初期状態からえらぶことになる。ちゃんといじっておくことだ。

 「でも・・・・あんまり銃のアクセサリが開放されてないし・・・・帰っパしよ・・・・・」というラップに熱心なパラッパくんもいるだろうが、そういう場合はプランダーをやれ。プランダーでは最初からずっとカスタムクラスでつくった銃を握っていられるので、集中的にひとつのGUNを鍛えることができる。


演習にいけ

 いきなり人といっしょにネットで協力するのは、ちょっと・・・・・。そういうやつもいるだろう。

 気づいていたか?演習の項目からAIを相手にバトルロワイワルの練習を始めることができる。どうしても不安なら、まずここからマップをかくにんしたりアイテムのチェックをしていくといいだろう。バトロワというかそもそもFPSそのものがよくわからんという場合にも活用できる。


以上だ

 ひとまず、これでウルジクスタンのMEXICOで最低限の生活をするためのSKILLはひととおり示したつもりだ。しかしここから先はバンデラスたちが研究を重ね、きびしい戦場になっていくことだろう・・・・・。練習をかさねて力をつけていくことだ。そうしておまえのなかの本能がめざめ・・・・真の男になったとき、まちがいなくおまえの眼差しはせんしのものになっているだろう。よく観察し・・・・くりかえして発見することが大事だ・・・・・。健闘をいのる。


(逆噴射エイク郎)