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主にゲームと映画についての雑記。

【R6S】防衛側準備フェーズのセオリー覚え書き

 最近、ランクマッチに本格的に参加してシルバーⅢをとることができた。やったぜ。(投稿者:変態糞部隊)

 自分の中で「自分はダニとかノミレベルの腕前では?」と思うことが結構あったので、ひとまず平均レベルくらいの立ち回りができていたんだなぁと自信をつけることができた。ただ、その反面、さらに上を目指すためにいろいろと確認し直したほうがいいなと思う部分もあり、今回は自分で読み返すために「防衛側の準備フェーズ」についてメモしておこうと思う。

 これまで何回か初心者の方向けのガイドを書いたりしたように、これもサマーセールなどで始めた人たちの参考になったりすれば嬉しいが、今回ここに書いておくセオリーはただ単に僕が見聞きした範囲のことで、あくまでも絶対にやらなければいけないとかそういうのではない。話半分で読んでもらいたい。


 もくじ

準備フェーズについて

 そもそもなぜこんなメモを書くことになったのか、というところから話そうかと思う。

 これは冒頭で書いたランクマッチに参加したときの私的な話になるのだが、僕がそこで経験して感じたのは、とにかく敵も味方も全体的にエイミングの精度が高すぎるということ。いつだったかゴリラだらけという話をしたけど、本当に「頭を出せばその瞬間に撃ち抜かれる」と思っていいくらいの世界だった。そんななかでゴミクソみたいな自分の腕でもシルバーを取れたのは、相手の防御を固めている部分が甘かったり、破壊した壁から相手の裏に回って不意打ちして、エイミングの関わらない部分で勝負できたからではないかと思う。
 しかし、そこに関しては「いざ自分が防衛側になったとき、何処を固めるべきか迷う」ということがあって、このあたりは気を抜いてはいけないなと思う場面がしばしばあり、反省点でもあった。そんなこともあって、防衛側の準備がいかに大事か思い知ったので、あとから見直すためにも今回はそのへんについて自分の知っていることを書いておこうと思った次第である。


1.まずは壁と落とし戸を固める

 壁を固めるというのは、防衛側においては言うまでもなく必須。外から射線を通されると防衛側は死ぬ。よく言われているように、人質やエリア確保ならごく普通に周りの壁を、爆弾であればA-B間以外の周囲を固めてから、落とし戸を塞げばいい。
 ただ、ルークのようにアーマーを置くだけで仕事が終わったり、ガジェットが設置式ではなく敵を積極的に攻撃するタイプのパルス・カヴェイラといった手持ち無沙汰なメンツは、他のメンバーより手が空いているため壁を強化するより目標上階の落とし戸を塞ぎに行ったほうがいいと思う。

 ひとつ、ここで気をつけるべきは「どの階に目標が置いてあるか」ということ。

 たとえば地下に目標が配置されている場合、わりと周りがコンクリートで破れない壁になっていて強化する必要があまりなく、他のところを固めたほうがいい場合なんかが多い。クラブハウスのコンテナとか、じかに外側に面しているところはその代表例じゃないだろうか。山荘のガレージなんかもそう。
 逆に、上の方の階だと固めるべき壁が多くなったりするし、「固めたくても固められない場所」があったりする。それこそ、カフェ・ドフトエフスキーの屋上なんかは天窓もあるわ落とし戸もあるわでもうグチャグチャなので、そういうところに目標が配置されてしまったらいっそ諦め、他の場所を固めてそこから穴をあけて見張ったほうがいいこともある。

 つまり、まとめると

  • 目標の真上の落とし戸を固める
  • 外に直接、面している壁を固める
  • 目標の周りを固める

 この三つが、強化壁を使う上で大事になってくる。  

2.工事をする

 通称、内装工事。特定の場所の壁を壊したり穴をあけること。

 よくあるのは、爆弾A-Bのあいだの壁を壊す戦術。これは非常に有効で、ディフューザーを仕掛けようとする敵に対して、反対側の目標を見張っているメンバーがそのままそこから射線を通したりすることができる。定番なので覚えておきたい。
 また、あえて壁に穴をいくつもあけた後に壁を強化することがあるが、これは穴によってふつうの壁一枚分の厚みを減らすことで、強化壁ごしに外側の音を聞きやすくするためにやっている。ただし、タチャンカが穴をあけている場合は単純に射界を確保するためにしていることが多いので、強化しないほうがいい場合もある。
 こういった工事の担当者としては、だいたいインパクトグレネードを持ったルークがピンを立てて警告してから壁を壊すことが多いが、ショットガンを装備したメンバーがやることもある。特にスモークはサイドアームにSMGを持てる関係上ショットガンを持ってきやすいので、工事役を担当することが多い。彼が壁を撃っていたら邪魔をしないであげよう。

 ちなみに、これは僕がよく使う戦法だからあんまり教えたくないのだが、意外な場所にインパクトで穴をあけて見張るというものがある。たとえばオレゴン一階のキッチンに目標がある場合なんかは、すぐ隣のトイレの入り口を塞ぎ、木の壁を壊して見張っていると敵をよく倒せたりする。トイレは入り口とキッチンとの壁以外コンクリートで固められているので、入り口バリケードさえ壊されなければ入ってくることはできないのだ。

 工事について覚えておくことをまとめると

  • 爆弾の目標間の壁を壊すと有利になる
  • できれば、音を聞くためにショットガンなどで穴をあけてから壁を強化する
  • 良さそうなスポットから敵を見張るために穴をあけるのも◎


3.味方の邪魔をしない

 防衛側の準備フェーズは、オペレーターによっては非常に忙しい。イェーガー・ミュート・バンディットなんかは納期寸前のプログラマーみたいな焦り具合で走り回っている。

 ここまではとくにガジェットのないメンバーがすべきことを書いてきたが、彼らのような「ガジェット配置役の邪魔をしない」ということも非常に重要だ。
 ドローンを壊そうとしてガジェットを誤射したり、彼らが移動する先やガジェットを置く場所に立ったり道を塞ぐというのはよくあるので、特に気をつけたい。
 また、ミラが強化壁の上にガラスを設置してすぐ横の未強化の壁に穴をあけていることがあるが、あれは「敵をガラスから眺めながらスッと飛び出して一方的に撃つ」というとても強い戦法のために必要な工事なので、ミラがいじっているあたりの壁に手を出すのはやめておこう。

 味方の邪魔をしないために気をつけることをまとめると、

  • ガジェットを誤射したり、置く邪魔をしないこと
  • 味方がガジェットのためにわざと塞がない壁などもあるので、その場合はスルーすること

といったあたりだろうか。



今回は軽くメモするつもりで書いているので、このあたりにしておく。

ただ、自分で見返して必要そうなことは随時追記していくので、機会があればまた読んでもらえると参考になったりならなかったりするかもしれない。
以上だ。